「東亜連邦」とは映画『空母いぶき』で日本の領土へ軍事侵攻する架空の東南アジアの国である。
概要
フィリピン北東400海里に位置する架空の島嶼国「カレドルフ」をはじめとする数国が結成した国家共同体。
軍事政権のもとで過激な民族主義を主張し、日本とは波留間群島の領有権を争っている。政権はかつての「カレドルフ王朝」時代の領土回復を公約に掲げており、劇中では波留間群島の初島へと武装工作員を上陸させた。
カレドルフは3年前に独立したばかりの国だが、「半島」経由で流出した兵器や人員を相当ためこんでおり、すでに正規空母「グルシャ」と駆逐艦数隻、少なくとも1隻の潜水艦などからなる北方艦隊を編成。空母は中古ながら中身はアップデートしているとされ、艦載機も最新のMiG-35戦闘機を多数搭載する。さらには日本本土を射程圏内に収める洋上発射型ミサイルなど強大な戦力を保有している。経済力や人口も相当あると推察される。
このほかにも上記のMiG-35やAK47などの旧東側諸国と共通する兵器を有していることや、劇中の「急激な軍備の拡充は到底彼らだけではできるものではありません」「裏で糸を引いている国がある」といったセリフ、終盤での中国・ロシア潜水艦の登場シーンから陰で中露などの支援を受けていると思われるが詳細は不明。
元は米軍の駐留先であり、MiG-35のパイロットが流暢な英語を話すなど英語を第二言語にしている可能性もある。