概要
東方Projectに関連したファンイベントの一つで、同作に登場するキャラクターや音楽作品についての人気投票を行おうというものである。
「東方ニコ童祭 文々。放送局」主宰による。
2013年6月9日から6月16日の一週間を投票期間として行われた。
当初は同年同月の8日から15日の予定であったが上記の通り一日ずらす形で変更された。
本イベントの詳細は次の公式ホームページやニコニコ大百科の本企画関連記事を参照。
- イベント公式サイト(いずれも外部リンク)
- ニコニコ大百科記事(いずれも外部リンク)
発足の経緯と内容
東方Projectに関連したファンメイドによる総合的な人気投票のイベントとしては「東方Wiki」主宰による「東方シリーズ人気投票」が年に一回開催されているが、2013年当時に開催予定であった「第10回東方シリーズ人気投票」が延期となったことを受けてこれに代わる人気投票イベントとして提案されたのが本企画である。動画サイトのニコニコ動画で開催される「東方ニコ動祭」に合わせて企画された。
ファン同士による人気投票というコンセプトは同様であるが、「東方シリーズ人気投票」の代替えイベントではなく、完全に独立したイベントである。
本イベント独自の特色もあり、先のとおり主宰をはじめ投票先などが異なる他、「東方ニコ動祭」と並行した企画であることもあって結果発表の場所として公式ホームページでのテキスト形式の発表の他に動画による発表も行われている。
なお、東方Wikiによる「第10回東方シリーズ人気投票」はその後2014年2月から3月にかけて実施された。
投票内容
上記公式ホームページによれば投票部門は次の三種ものがあった。
- キャラクター部門
- 投票可能数は5名。さらに「超お気に入り」(1名)は3ポイント、「大お気に入り」(2名)は2ポイント、「お気に入り」(2名)は1ポイントと、投票内容にも細かな設定が付与される。
- 音楽部門
- 投票可能数は7曲。さらに「超お気に入り」(1曲)は3ポイント、「大お気に入り」(2曲)は2ポイント、「お気に入り」(4名)は1ポイントと、投票内容にも細かな設定が付与される。
- ベストパートナー部門
- 投票可能数は1組。
投票対象作品はゲーム作品では当時最新作であった『東方心綺楼』までで、書籍作品は『東方鈴奈庵』までを含んでいた。ゲーム作品には東方旧作の5作品も含まれていた。
この内書籍作品の『東方茨歌仙』の「福の神」やホフゴブリン、『鈴奈庵』の煙々羅のエントリーが最新であるところに2013年6月当時の原作の発表状況と歴史を感じることが出来るだろう。
CD作品としては「ZUN's Music Collection」より秘封倶楽部の二人も対象となった。
先述の通り投票結果は動画作品としても発表されている。
人気投票支援
本企画の主幹部分である「投票」と並行して「人気投票支援」の企画も行われており、これは特定のキャラクターや特定のパートナー関係に対するファン同士の投票行動を支援すべく、関連するイラスト作品や動画作品などを発表しようというものであった。
この内pixivと最も縁が深いものがイラスト作品である。本人気投票の企画に参加したイラスト作品はその一部が結果発表に際して制作される動画作品にも使用された。
本イベントにおける参加方法や参加表明の方法、参加時の規定、期間、あるいは発表時のイラスト作品の推奨サイズなど詳細は次の外部リンクを参照。
- イベント公式サイト(外部リンク)
- ニコニコ大百科記事(外部リンク)
- 東方ニコ動祭東方人気投票(上記の外部リンクと同様)
pixivでは
pixivでは並行企画である「人気投票支援」に参加した作品をはじめ投票結果についての作品などが発表されている。
また本イベントが「第5回東方ニコ童祭」と並行したイベントであることもあり、イベント公式サイトではpixivでの検索例として「第5回東方ニコ童祭 東方ニコ童祭東方人気投票」の両ワードが併記された検索例もリンクとして提案されている。