CV:鈴木絵理
概要
主人公である孝太郎が引っ越した先のころな荘106号室に住みつく幽霊。思い出の家で父と母の帰りを待つために新たな入居者を排除しており、106号室が格安物件になった原因となっている。新たに入居した孝太郎に対しても今まで通り排除しようと試みるも、孝太郎の寝つきが深すぎてポルターガイスト作戦は失敗。加えて孝太郎から姿が見えるようになり敵対するが、お守り等のおめでたグッズに阻まれ膠着状態に陥る。そのまま他の侵略者が立ち続けに来たため、孝太郎とは休戦協定を結ぶ事となる。
人物像
短い髪に幽霊模様の髪留めを付けた少女の姿をした幽霊である。
普段着は白いサマードレスだが、時と場合により衣服をある程度変えることがある。
性格は子供っぽく、甘えん坊であり、好きなものに対しては全力で好意を向ける。
霊力を操ることで、ポルターガイストなどの超常現象を起こすことが可能。
人間に憑依する事で、相手の感覚を読み取ることが出来る。憑りつく姿はどう見てもただのおんぶである。
憑りつく対象がどれだけ早苗に心を開いているかによって、憑依した際に行える行動が変わる。
以下ネタバレ注意
ネタバレ
実は死んだ人間の幽霊ではない。
本体である「早苗さん」は10年前、とある魔法使いによる魔術の触媒にされてしまい、間一髪助けられてその時は事なきを得たのだが、その魔術の後遺症により徐々に霊力が剥離していく状態になってしまっていた。
その剥離した霊力がころな荘106号室で幽霊の姿をとったのが、孝太郎たちの知る幽霊としての「早苗ちゃん」である。
「早苗さん」が霊力の剥離により日々衰弱し、そのまま死亡してしまうはずだったところを、キリハやゆりかたちの活躍により、「早苗ちゃん」を「早苗さん」の体に再び戻すことに成功。一命を取り留める。
一時は幽霊だったの頃の記憶を失っていたが、かつて戦った悪霊と再び対峙した際に、お守りに宿った霊力がパックアップの役割を果たし、記憶を取り戻す。
以降、彼女はもともと持っていた優れた霊能力者としての資質を幽霊時代の経験によって開花させ、孝太郎たちと共に戦う事となる。
六畳間の領有地争いにおいてはクランの空間転移技術によって自宅ところな荘106号室を行き来する形で参加。
六畳間の人々の前では明るく子供っぽい「早苗ちゃん」の性格が、それ以外の人の前では内気でおとなしい「早苗さん」の性格が表に出る。
また、「早苗ちゃん」だけが幽霊として抜け出て、「早苗さん」と会話するという場面もしばしば起こる。