概要
CV:伊瀬茉莉也(Netflix版)
金のために世界中の遺産を狙う悪名高い遺跡荒らし。
様々な霊と交信できる霊媒師で、高い霊能力の持ち主。特に芳乃の霊能力は「単に霊媒をするのみならず降ろされた霊が秘匿したいと考え実際に対策などもしていた情報すらもノーリスクで引き出すことが出来る」というタチの悪い(使いようによっては凶悪ともいえる)能力である。
見た目に反して戦闘力はかなり高く、仕込武器や銃を扱う。
彼女が関わった事で破壊されたり使用不能となった遺跡は数知れず。
アーカム財団による危険人物リスト(遺物関連人物のブラックリスト)の中でも「こいつが介入してきたら即逃げろ」or「こいつの姿を見たら本格介入される前に(遺跡・介入勢力・芳乃、各脅威を)速やかに無力化しろ」というレベルのトップクラス要注意人物として扱われているひとりとされている。
Netfrix版では更に実績が積み重なっており、遺跡の全損や使用不能化に加え、国際問題に発展させての無期限介入禁止が追加されている。
遺産を守るスプリガンの御神苗優とは初任務以降何度も現場で出くわす腐れ縁。(話の後期になるとアーカム的に「芳乃が介入してきたら無力化のために優をブッ込む」というパターンが疑われるような例も出てきたりする)
目的のためなら他人を欺くしたたかな性格ながら、考えなしに行動して問題を引き起こし、後始末を優に押し付けるトラブルメーカー。
目的が「金のため」とシンプルなので損だと判断したらさっさと手を引く。が、優が関わってきた場合に状況によっては損得抜きで行動することも。
母親も有能な霊媒師だったが、その霊能力を権力者に利用されて振り回され、破滅・死亡へと至った過去がある。芳乃のがめつさは、そうした母の破滅と死による「信頼など幻想。自分は誰にも利用されない。むしろ自分を利用しようとしてくる奴らを便利に利用し返してやる」という死んだ母親を反面教師として見ている事が原因。芳乃の強かな生き様は報われぬ末路を辿った母親への手向けであり、彼女の人生分も含めて幸せになってやると言う気概の表れである。彼女の子供離れした戦闘技術やサバイバル能力、霊媒師としての技能は母親から伝授されたもので、母もまた優れた特殊工作員であった模様。
普段は病気がちな良家のお嬢様として名門校に通っていて、遺跡荒らしに出かける際は病欠を装っている。
余談
彼女の名前を芳乃を吉乃と間違えて入力し、Google等で検索すると異字同音の小説家がヒットしてしまう。ちなみに染井吉乃さんはBL小説を中心に執筆している小説家である。
関連タグ
グロック18C:Netfrix版ではRONIカービンキットを装着している。
ソメイヨシノ:名前の元ネタ