概要
CV:子安武人(Netflix版)
超古代文明の遺跡を守護する特殊機関「アーカム」のS級エージェント「スプリガン」の一人で、主人公御神苗優の師でもある。
中国武術と気功の達人。腰まで届く黒髪と常に余裕に溢れた微笑が特徴の美青年だが年齢は不詳。朧という名前も「朧げな存在」という意味で周囲が呼んだあだ名で本名も不明。「ロン」と呼ばれていたこともある。
初登場時には「ミラージュ」の名でネオナチに雇われて登場するが、実際には潜入捜査の為であった。
朧の目標は地球と一つになる「仙人」。
そのために己を鍛え続け、スプリガンに所属しているのも強者と戦える機会が多いからという理由。
戦闘力はスプリガンの登場人物の中でも抜きん出ており、重装備の軍隊に囲まれ銃弾を浴びせられても確実に回避してのけ、優やジャンのように銃器を使わず素手で戦い、掌打の一撃で相手の気の流れを乱し内臓を直接破壊し戦闘不能にする、単独で軍基地に乗り込み壊滅する等、人間離れした活躍を見せ、それでもなお全力を出し切ってないというまさにチート中のチート。
しかも医師でありスプリガンでもあるパーカップ・ラムディによれば気と整える事による治療も行える模様。
「強者と戦う」ことを目的にしているため、ボー・ブランシェのように敵対しても見込みありと見れば敢えてトドメを刺さずに見逃し、再戦の機会を与えることもある。
物語終盤には優と対決するためアーカムからトライデントに移籍、ジャンを瀕死に追い込む。
優との真剣勝負では終始優を圧倒するが、A・Mスーツを脱ぎ潜在能力を引き出せるようになったことで追い詰められ、封印していた「軽氣功」を使って逆転する。しかし軽氣功を使った己の未熟さを恥じて勝ちを譲り、修行のために山に籠ると言い残して去った。
ちなみに仙人を目指すだけあって常に沈着冷静な態度を見せているが、公園内での優との模擬戦後は注目されている事で赤面して落ち着きを失っていたり、親しい相手を傷つけられて怒りを見せる、下種相手にはあえて殺さずに苦しむようにしたりと感情豊かである。
ゲーム版のルナヴァースにおいても隠しステージで登場。
1対1での対決となり、大槻と優のどちらでもAMスーツありなしどちらでも倒すことも可能。(ルーチンの関係上、一度はまってしまうと非常に弱いという問題もある)
なお、一言も発しないのでCVは設定されていない。