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演:二階堂ふみ


概要

ドラマ「VIVANT」に登場するキャラクター。

WHI(世界医療機構)の医師。


バルカ共和国で医療に従事していたが、乃木憂助野崎守のゴタゴタに巻き込まれる形で逃亡することに。


乃木からは「薫先生」、ある程度打ち解けてからは「薫さん」と呼ばれる。しっかり者で、快活な性格。


バルカ共和国の難病を抱える少女ジャミーンの主治医で、彼の父アディエルを含め家族のような関係を築いていた。またこれを逆手に取ってアディエルと結婚するつもりだったと虚言し、野崎に対しジャミーンの治療の猶予を得るなど、意外としたたかな面も持つ。

砂漠で倒れた乃木を、アディエルの家で治療したのも薫である。


バルカから帰国後は日本医療センターに就職。ジャミーンを迎え入れる準備を行っていた。

しかし、ジャミーン来日後に手術費用の不足に悩まされ、乃木の勧めでクラウドファンディングを始めるものの、目標金額にはなかなか届かなかったため気弱になりかけていたが、何者かが1,470万円を寄付したことで目標金額に到達。無事に手術できるようになった。後に会食でその人物が乃木だったことを知る。

当初は、ジャミーンを助けたい一心で生きているため、誰かを好きになる余裕はないと乃木に話していたが、大事な時にいつも傍にいてくれた彼に好意を抱くようになる。

乃木がノコルの捕縛作戦でバルカに渡航する前、預金・不動産登記・自宅のカギなど彼のすべての財産を託されており、乃木が行方不明になった後はジャミーンと共に乃木の家に住み、彼の帰宅を待つことを決める。

そして、彼が全ての因縁に決着をつけて帰国した際はジャミーンとともに彼の生存を喜び、彼のこれまでの苦労を労い抱擁した。


余談(ネタバレ注意)


  • 本作のタイトルは裏の意味として、メインの登場人物らの所属を繋げたものなのでは?と視聴者間でまことしやかに囁かれている(具体的には乃木&黒須→別班の「V」、野崎→公安の「AN」、ノゴーン・ベキ→テントの「T」)。この説はメインビジュアルの並び順と一致することもあり、一定の支持を受けている。
    • 翻って薫を見てみると医者の「I」が該当しそうである。しかし残りの主要人物に軒並み裏の顔がありそれがタイトル文字と一致すること(加えて医者は職業であり所属では無いこと)から、(特に乃木の正体が発覚した4話以降)彼女も医者の裏側で何かしら暗躍しているのではないか、と噂されるようになる。
    • 例えばインターポール"I"nterpol」の捜査官など(根拠としては「VIVANT」という単語がフランス語にあることを即座に言及、かつインターポール本部はフランスにある事、ジャミーンとテント創始者ベキに何かしらの繋がりがある事等がある)。他にも様々な説が提唱されていた。

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