cv:森功至
概要
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の登場人物。
地球連邦軍・空間騎兵第7連隊隊長、部下に斎藤始がいる。ヤマト技術課員・桐生美影の父。
ヤマトの地球発信直前、部隊を率いて月に駐留したが、ガミラス軍地上部隊と戦闘になり斎藤ら数人を除いて壊滅、自身も瀕死の重傷を負い、生き残りの隊員たちと地球からの救援を待つ。
斎藤は「自分たちは地球(軍上層部)に見捨てられた」と激高するが、苦しい息のもと桐生はそれを否定。
そうこうするうちに、彼らは地球から旅立っていくヤマトを見、寄り添うように同行していたキリシマがようやく生き残りの救助に駆けつけるが、その時にはすでに桐生は死亡。
怒った斎藤は残存部隊を指揮する土方竜に詰め寄るが、はるか彼方に旅立ったヤマトに思いをはせる土方は斎藤の抗議に動ぜず、「俺の親友が乗った艦だ。俺は奴を信じる」と語り、地球へと引き上げていった。
余談
妻(桐生美影の母)は宇宙言語学者と設定され、美影が宇宙言語学の専門家となるべく勉強し、ヤマトに乗り組んだあとも勉強をつづけ、「ガミラス語」、「ガトランティス語」に通じているのもその影響だと設定されている。
また、部下の斎藤とは家族ぐるみのつきあいをしており、斎藤と美影は幼馴染であるとされ、美影は斎藤を兄のように慕っているとされている。