概要
梓川三姉妹の父にして梓川グループの後継者。
秘かにこの作品の元凶である。
本妻との間に雪乃という愛娘がいるにもかかわらず、愛人に手を出し月乃を産み、その後再び本妻との間に水乃をもうけパンタジアグループの勢力争いを激化させた。今では梓川ロイヤルグランドホテル社長となり、水乃の新東京支店を支援している。
言うまでもなく長女を支持しないということは戦国時代からお家争いの定番であり、こんなことがおきた家庭は間違いなく崩壊する。
雪乃の性格が破綻しているのも、水乃が我が儘なのも全て彼の教育方針が間違っているからであると誰もが推察できる人物。
キャラクター考察
作中では後ろ姿のみの登場だが、かなり傲慢で世間知らずな性格であろうと予想できる。一代で築いた財閥が甘々の二代目のせいで壊滅するという例は多々あり、パンタジアグループの将来が不安視される。
ただ、その一方で「月乃の母親が他界した際、月乃共々その臨終に立ち会った過去がある」、「(テレビアニメにおいて)月乃が両親と仲良くしている家族写真を大切に飾っている」といった事実からして、何だかんだで月乃とその亡母である愛人への愛情は本物だった事が暗示されてもいる。
貞道の支援を受けているハズの水乃が一度は見捨てようとした模糊山剛を父親同然に恋しがってその場で彼の解雇処分を撤回した点からして案外、本妻の娘達である雪乃、水乃の方が父親である貞道に疎まれ蔑ろにされているのかも。