歴史探偵
れきしたんてい
NHK総合にて放送中(2022年11月現在)の歴史番組。
放送終了した「歴史秘話ヒストリア」の跡を継ぐかたちで2021年3月に放送開始。
「所長」佐藤二朗率いる探偵事務所の探偵たちがさまざまな歴史の謎を捜査する、という内容の番組。「捜査対象」である歴史の時代は幅広く、縄文時代から太平洋戦争中までのあらゆる時代が扱われ、扱う事柄も歴史上の有名人物のみならず文芸や文化、食生活に技術など多岐にわたる。
また番組内のBGMで何かとアニメ楽曲が使われる機会も多い。
番組構成としては、「ヒストリア」同様一つの放送回ごとに3章構成になっているが、章の合間にナビゲーターが一人でナレーションを行っていた「ヒストリア」に対し、「歴史探偵」では探偵事務所内にて佐藤所長やゲストの専門家たちがトークを繰り広げる。
NHKが協賛している企画展や大河ドラマとのタイアップも多く、特に「鎌倉殿の13人」は佐藤所長が比企能員役で出演していることもあり、タイアップ時にはその人物役の役者をゲストで招いた回もあった。(詳細は「鎌倉殿の13人」の「余談」参照)
探偵事務所所長...なのだが、歴史については一般常識レベルで特に詳しいわけではない。
だがそれが転じて、番組内の要点や疑問を指摘したり、探偵たちのボケを容赦無くツッコむという大事な役回りを頂戴している。
なお、義経の回には彼が「鎌倉殿の13人」で演じた比企能員の再現イラストを描くという企画でまんま佐藤二朗なイラストを描かれる、子規の回で「昔他の番組で俳句の添削受けて以来トラウマでさ...」と言った直後にトラウマの原因たる俳句の先生が登場するなど結構な頻度でイジられている。
- 渡邊佐知子
探偵事務所副所長。NHKアナウンサー。「ヒストリア」終了時のナビゲーターも務めていた。
また「英雄たちの選択」に出演していた時期もあり(2014年4月 - 2018年5月)、NHK系列の古代遺跡の特番の司会を務めることもあるなど、何かと歴史と縁深い。
歴史好きであり、特に古墳時代を愛して止まず古墳を取り扱う回は配下の探偵を差し置いて彼女自らが捜査に向かうほど。なお、その放送回では気合いの入った前方後円墳柄のドレスを着て出演した。
ちなみに2020年12月に放送されたパイロット版(全3回)では秘書だった。
- 探偵たち
探偵事務所所属の「探偵」たち。全員NHK所属のアナウンサー。
時折特別探偵として外部の人員が調査にあたることもある他、地方の武将などを捜査する際には現地のNHK地方局のアナウンサーが動員される場合もある。
以下、「正規所属」として公式HPに掲載されているメンバー。
- 近田雄一(「子規」の回で凄まじい俳句を読んで話題に)
- 森田洋一(登場時に「ドアノブよりも腰が低い」と所長からイジられる)
- 山田大樹
- 石橋亜紗(「缶詰」の回で缶切りが使えなかった)
- 加藤向陽(当初は見習い、のちに昇格。とにかく顔が濃い)
- 河合敦
探偵事務所の顧問。多摩大学客員教授を務める歴史の先生。
放送回によっては登場しないこともあるが、多くの回で登場する。解説する時代の幅が広い。
結構ノリが良く、大好きな人物の話ではつい話し過ぎたり、明治時代の晩餐会を扱った回では料理が美味し過ぎて真っ先に完食したりとお茶目な一面も。
関連記事
親記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 鎌倉殿の13人 × どうする家康
『御成敗式目』からつながる縁(えにし)に、私は 〜第73回紅白歌合戦〜 (92) 第37回 「さらば三河家臣団」
おかしすぎるだろ、タイトルが(・_・; 2022年の第73回『紅白歌合戦』で、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時さん役の小栗旬さんから、『どうする家康』の徳川家康さん役の松本潤さんにバトンタッチされた企画場面を元にしたお話です🙇♂️ 歴史IFではありますが、徳川家康さんが北条泰時さんと対面したならば、狂喜乱舞したことでしょう☺️ すみません、戦国時代はあまり詳しくないので、史実は参考にしているものの、適当に書いています🙇♂️ しょせんはギャグ小説なので😅 今回のお話は、大河ドラマ本編だけではなく、歴史情報番組『歴史探偵』も参考にさせていただきました🙇♂️ ギャグが入る要素ほぼなし😅 個人的にはカリスマ師、もとい、イカサマ師(?)の本多正信さんが名補佐役として大活躍されていてよかったです〜🙇♂️16,730文字pixiv小説作品