概要
フィニッシュブロー:ジェットアッパー、ジェットラベンダー
車田正美の漫画「リングにかけろ」のメインキャラクターである。
「黄金の日本Jr.」きっての美形で、元祖車田美少年として人気を博した。
新潟県長岡市出身。作中ではしばしば『越後長岡の若武者』と紹介される。
試合前には女性ファンからの黄色い声援が飛ぶのがお約束である。
「チャンピオンカーニバル編」にてクールで冷徹な強敵として初登場。
天才ピアニストでもあり、ピアノからボクシングのヒントを得ることが多い。
主人公の竜児と同じく、姉である貴子との関わりが非常に深い。
ボクシングもピアノも、貴子の指導のもとに鍛え上げられたものである。
しかし、その正体は暗殺者集団阿修羅一族の末裔だった(本人は勿論、親や姉ですら騙されていた)。
そのため阿修羅編では一族にその素性を明かされ、阿修羅九門の最終門「阿修羅門」の番人にされてしまった。
友情を信じる竜児との一騎打ちの果てに阿修羅を抜けることを決意し、竜児と共に阿修羅王の本性を暴いて阿修羅一族を壊滅させた。
リングにかけろ2ではピアニストになっており海外に行っていたものの、かつての戦いの後遺症で一時人格障害に陥っており、だいぶやつれていた。次世代の日本Jrの奮闘を目の当たりにしたことで正気を取り戻し、後に麟童と竜童のタイトルマッチの際に石松の遺影を抱えて穏やかな表情で死亡。日本Jrで最も最後に亡くなった。
姉の貴子の子にあたる甥の河井響が同作のメインキャラとなっている。