解説
リングにかけろの登場人物でサブヒロイン。出番こそ少なかったが序盤では竜児と菊の命を助けたといっても過言ではないといえる重要人物である。
醜悪な義父から逃げ東京に向かう竜児達に電車内で出会う。詳しくは経歴で。
元は親たちによって勝手に決められた剣崎の許嫁であったが後に剣崎により結婚は破棄される。
プロフィール
出演作品 | リングにかけろ |
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性別 | 女性 |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 140cm程度 |
好きなもの・人 | ボクシング、竜児、菊、お父様 |
苦手なもの | 剣崎、いじめ、暴力 |
人物
三条家という大金持ちの家のお嬢様。
非常に優しい性格の持ち主で、人を思いやる行動に裏がないのが見て取れる。
剣崎に竜が殴られたり学校でいじめられるのを見て何度も庇っていた。
竜児に想いを寄せており、その想いは竜児が剣崎との最後の戦いへ行くまで消えることはなかった。
しかし、最後の竜児の態度からして相思相愛であったかもしれないが、その恋が叶うことはなかった・・・
経歴
東京へ逃げ向かう竜児達が開いていた席を一般の席と勘違いし座った指定席の乗客である加奈子(と付きの老婆)が鉢合わせたのが始まりで竜児たちと出会い、しばらくして彼らを自分の家(豪邸)に招き入れしばらく生活を共にするが、竜児たちがある理由から三条家を無断で飛び出してしまい言葉も交わさぬまま別れる。
が、成長しボクサーとなった竜児と再び出会う。しかしそれは剣崎と最後の勝負をしに行く直前であり、そこで竜児が死ぬ気と悟った彼女は泣きながら竜児を止めようとしたが無理と分かっていたためすぐに別れてしまい、それが最後の顔合わせとなる。最後の「竜ちゃんわたしは・・・」に続く言葉は愛の告白か死なないでほしいというものだったかはわからないが、どちらにしろ彼に届くことはなかった。
その他
続編(本編の17年後を描いた物語)であるリングにかけろ2では、彼女の子孫と思われる三条一菜が登場する。彼女は竜児の血を受け継ぐ主人公の麟童と結ばれるため、それが彼女にとってせめてもの救いなのかもしれない。