高嶺竜児
たかねりゅうじ
CV:森田成一
山口県出身。父の豪はプロボクサーだったが早くに亡くなっており、幼い頃から姉の菊に無理矢理ボクシングの指導を付けられていた。当初は気弱で泣き虫な少年だった。
しかし母の再婚相手だった富蔵に虐待されたため、小学生ながら当時中学生だった菊に連れられ東京へ飛び出す。
当初は亡父の旧友であった大富豪の三条家に居候していた。この時終生のライバルで戦友ともなる剣崎順と出会う。後に富蔵が東京までやってきて脅迫したため、またそこを飛び出し、下街にあった大村ボクシングジムにおちつき、ジムの経営者である蔵六を「とっちゃん」と呼ぶようになった。
数々の試合や戦友達との出会いにより成長し、当初の気弱さを克服してボクサーとしての非凡な才能を開花させる。
中学卒業後進学せず、剣崎の後を追う形でプロデビュー。
しかし数々の無茶苦茶な戦いによりその体にはダメージが蓄積しており、剣崎との最終決戦の直前には既に体調に異変が生じていた。
剣崎との死闘で勝利するも、2人で試合後に辿り着いた、菊の待つ教会で倒れる。
続編のリングにかけろ2では、既に死亡していたことが判明した。
ブーメランフック
左フックを強化した技。手首にパワーリストを着けていたために、コークスクリュー気味に打つ癖がついた結果、強力なフックになった。
実在するフィニッシュブローではあるが、どんどん火力がおかしいことになっていき、河井との対戦時には場外まで殴り飛ばしていた。
この技こそ、本作が人情スポ根から超人バトルに転向するきっかけになった技であり、ひいては現在まで続く車田正美のスタイルを確立したとも言える。
ブーメランスクエア
フック(L)の自乗(◇)だからスクエア。60分の1秒の間に相手が1回転するというとんでもない回転のかかったコークスクリューパンチで、相手はガラス窓をぶち抜いて試合会場の外まですっ飛んで行った。
この回転を隙と看做し、ドイツジュニアのヘルガは一度はカウンターを決めたものの、2度目は回転をロープで妨げられ、元の位置に戻ったところを右ストレートで殴り倒すという常識はずれの方法で破られた。
ウィニング・ザ・レインボー
剣崎との最終戦を前に、竜児が菊から伝授された最後のパンチ。
すなわち今までマスターしていなかったアッパーカット。
2では、アッパーの衝撃波で真空に取り残された水分がプリズムのような結晶の鎖となり
、リングに虹の幻影を生み出すと総帥が説明してくれた。
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コメント
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すべて見るひとくち、甘く。おめでとう。
リングにかけろの双子もまた哀しい宿命を…。 車田作品の双子は須く切なく…けれどなんて愛おしい。 そして剣崎も…総帥もおめでとう。 ご注意。過去捏造です。 そしてこれは作中のいつの時期だという愛のないツッコミはご容赦くださいませ…! ダブルソーダ! 生産中止になっていたそうで…夏にたくさんお世話になりました。ありがとう!5,497文字pixiv小説作品