浮遊霊
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ふゆうれい
自らが死んだことを自覚できなかったり、受け入れることが出来ずにさまよう幽霊。
幽霊と化した者の中でも、自らが死んだことを自覚できなかったり、受け入れることが出来ずにさまよう者のことをこのように呼ぶ。
怨霊や悪霊のような強烈な感情を持たないために、常人には見ることはできずに害を成すこともほとんど無いが、あらゆる場所に存在しているとされる。
そのため光学式の写真撮影の際に、やはり他意は無いが多数存在する動物霊と同様に何らかの形で映り込む場合が多く、そのような写真は1970~1980年代に心霊写真として話題となった(なおデジカメが普及した2000年代以降は、合成画像の作成が簡易化したために、信憑性がなくなってしまった)。
空間を浮遊するだけで害意は無いとされるが、一定の条件下で悪霊となったり、生者に害を成すことがあるとも言われるため、霊能力者や宗教者によって祓っていただき、成仏してもらうことが重要なのである。
更に、特定の地域に留まり生者に害を成す霊は、地縛霊と呼ばれ区別されている。
なおこの呼び名は、1970年代以降の書籍における、心霊現象解説者である中岡俊哉氏による造語であり、今まで漠然としていた幽霊の概念を一般化することに寄与している。
ただし、この概念は日本だけのものではなく、死者の霊を正式な手順で供養しないと悪霊となってしまうという伝承は世界各地で語られているという。
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