概要
海音寺八兵衛とは、エリア88後半に登場する日本のフィクサーである。
風間真が日本へ帰国した日に出会い、知り合う。その後、真が大和航空を買い取った事を知り、更に接近する。
海音寺が招待した園遊会で真は海音寺に対し、自身の過去と身の上を全て語り、以後協力者となる。その園遊会の日に真は恋人・津雲涼子と偶然再会する。
しかし、神崎悟が日本へ一時帰国の際に、日本の複数の企業がプロジェクト4に買収された事を知り、真を国外へ送り出し、真もまた、神崎を倒し涼子達を守る為、エリア88へ復隊。涼子もまた女の戦いを決意し、プロジェクト4の関連企業への圧力を掛ける事となる。
海音寺が知っていた秘密(ネタバレ注意!)
本編では断片的にしか描かれていないが、実は真は亡き娘の故・海音寺(後の風間)祥子の息子であり、海音寺の孫に当たる。
祥子が不肖の子を作ってしまい、それを隠す為に後に首相となった風間秀人と結婚させた。真は生後間もなく神崎の母に誘拐され、当初は殺すつもりだったのが、わかばホームに送られる。
祥子は体調を壊し、風間秀人は伊豆に別荘を建てるが、神崎母子と共に無理心中に巻き込まれ、神崎のみが生き残る。
海音寺は調査中に気付いたが、既に成人し、人生を歩む真に祖父と名乗る事はしなかった。
唯一、祖父として呟いた事は「真、生きて帰れ。それが全てに幕を降ろす事じゃ」の言葉だった。
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