「本当はアニソンコピーバンドしたいネ!」
概要
ロックバンド「SICKHACK」のギターを担当する女性。物語の開始時点で21歳でメンバー最年少。
イギリス出身で、18歳までイギリスで暮らしていたため日本語はやや片言。
プロフィール
人物
日本のアニメと漫画が好きで「コミマ」に参加する為、3年前に来日した。
そのため本人はロックバンドよりアニメのコピーバンドをしたいと思っている。日本語の会話は流暢だが、読み書きにはまだ若干の不自由がある。
「寿司侍」という名義で活動するコスプレイヤー兼同人作家でもあり、前者の方ではかなり有名。一方画力はお世辞にも高いとは言えず、同人誌の売り上げはイマイチ。これらの活動は周囲の理解を得ており、他のメンバー(特に志麻)に協力してもらうことも多い。深酒日記では魔法少女の百合同人誌を書いていた
イベント前は締め切りに追われており、3巻では原稿をするためクリスマスライブ後の打ち上げを辞退していた(冬コミの為だとすれば締切は本当にギリギリもいいところであるが)。
ちなみに制作活動中は丸眼鏡を着用している。
自宅の1Kのマンションは同人誌やコスプレ衣装などで溢れ返っており、普通の服はあまり持っていない。
リーダーの廣井に対しては厳しく当たる志麻と対照的にかなり寛容で、廣井のダメ人間っぷりには多少呆れつつも「ロックスターはクズじゃないと!」とバンド活動を楽しんでいる模様。夏にレジャーに誘ったり、年始にサシ飲みに付き合ったりとプライベートでも割と仲が良い。ただし、修羅場の場合だけは別(それでもシャワーを貸す程度のことはしてくれる)。
日本のメイド好きで、日向恵恋奈が働いているコンカフェの常連。恵恋奈に一番お金を使ってるらしく、恵恋奈の方もSICK HACKの推し活に大量のお金を使っているため、二人の間だけで循環が発生している。また、Vtuberの音戯アルトの大ファンでもあり、上述の「寿司侍」として本人に認知されながら大量のスパチャを送っている。
そのほかにもやたら金遣いの荒い描写が多く、かといってきくりのように困窮している様子もない。バンドの収入だけでこれだけ蕩尽できるとは思えないため、「実家がよほどの大金持ちなのでは?」と読者からは想像されている。
しかし、スピンオフ「廣井きくりの深酒日記」にてその辺りが補完されており、どうも金欠気味のようであり、志麻からも「(借金してないだけで)イライザの方が金遣いが荒い」と思われている。
しかしギターのテクは確かで、後藤ひとりからは『感情的なそれでいてロジカルなギター』と評されている。当人の弁によると、物心ついたころからギターを弾いていたらしい。
スピンオフ『廣井きくりの深酒日記』で、「SICK HACK」のオリジナルメンバーでは無いことが判明している。そのため、きくりが素面で行ったライブの失敗談は知らない(当時の回想)。
ぽいずん♡やみがSICK HACK(ほぼ志麻が解答)に行ったインタビューの中で、彼女の加入がSICK HACKの知名度向上に大きく貢献したこと、彼女の音楽のルーツに「アニソン」と並んで「ジャズ」があることが語られている。
余談
名前の元ネタは「SICKHACK」のモデルである「八十八ヶ所巡礼」のメンバー、Katzuya Shimizu(Gt.と参謀と演技指導)と思われる。
彼女の担当CVである天城サリーもアメリカ出身でアニメや漫画が大好きであり、日本のある声優に憧れて日本へとやってきている。
自分のやっていることとは別にやりたいことがある、ということからも彼女のファンから「イライザは中の人と大体同じ」などと言われている。