概要
快速列車の派生種で、JR九州と東武鉄道でのみ使用実績がある。位置づけ的には他の鉄道会社で言う「区間快速」と同じである。
JR九州
鹿児島本線で運行されており、2004年3月のダイヤ改正で運行を開始した。設定当初は日中の従来の快速停車駅の内、折尾-赤間間を各駅に停車する形態でスタートした。2年後には夕方と夜間にも設定された。
2011年3月改正で一旦日中の準快速は廃止され、福間-小倉・門司港間各駅停車の快速が運行されるようになった。2014年3月の改正で福間-小倉・門司港間各駅停車に変更された上で日中の設定が復活した。
2018年3月改正では鹿児島本線の「列車種別名」見直しのため「快速・準快速」が「快速・区間快速」に整理され運転取りやめとなる。
東武鉄道
東武伊勢崎線・東武日光線では1958年から1965年に快速の下位種別として準快速を運行していた。
停車駅は浅草駅・北千住駅・春日部駅・杉戸駅(現・東武動物公園駅)・新大平下駅(一部列車のみ停車)・栃木駅からは各駅停車であった。