激情家とは、性格の一種である。
概説
感情の起伏が激しい人物のこと。
喜怒哀楽がとてもはっきりしており、特に機嫌が悪いときにそれが明白に出る人を指して呼ぶことが多い。
感情のアンテナが発達した感受性の高い人物でもあり、自分の心身の調子のみならず、相手の身の上や心に響いたものにも敏感に反応し、感情の振れ幅の大きい一面もなしている。
そのためプラスに働くと涙もろい「感動屋」、マイナスに働くとキレやすい「乱暴者」と、両極端の性質を同居させることも珍しくない。
一方で喜怒哀楽こそはっきりしているものの、それが顔に出やすいかは別とも捉えられている。
つまり普段はむっつりとして表情に出づらくとも、仕草や話し方でその機微がはっきり出る、またそうした点に着目すると気分の上下はすごく判りやすい人も、たまにこの括りに一絡げにされる。
特に1990年代以降、感情を正直に表に出すことに否定的な風潮が世の中に広がって以降、この「無表情な【隠れ激情家】」の数は増えていると思われる。
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冷静:ある種反対の性格