解説
円谷プロ製作の短編特撮ドラマ『ウルトラファイト』の最終回(一応)
一応としたのは、ウルトラファイトには明確な最終回がわかっていないため。一話5分の帯番組という都合上新聞のテレビ欄でも「終」の文字が記載されていなかった。このエピソード後、『怪獣死体置場(モルグ)』が製作されているが、これは最終回というよりは欠番エピソードとなった『遊星の悪魔スペル星人』を埋めるための特別編という位置づけにある。そのため残された資料からこのエピソードが最終回とされている。
なお、後年のアーケードゲーム『ウルトラマンフュージョンファイト!』ではこのエピソードの再現と思しきミッションが存在する。
あらすじ
ナレーター「イカルス、バルタン、ウー、キーラー、エレキング。そして単身切り込むウルトラセブン!」
浜辺でイカルス、バルタン(素手)、ウー、キーラー、エレキングがそれぞれ木の棒や角材というった武器を持って登場。
(この回のバルタン)
そこに木刀を持ったウルトラセブンが切り込んでいく!激しいチャンバラ!どう頑張ってもその音は出ない金属音!
謎の赤い発光!
やがてセブンの木刀が人力スローモーションでエレキングの頭を捕らえる!
ウーと切り込んだ反動で頭に一撃!
突然のゴリラ!(ゴーロンではありません)
返す刀でバルタンの脳天を一撃!
突然の猿!
(繰り返しになりますがゴーロンではありません)
キーラーの胴体を薙ぎ払う!
飛び散る鮮血!(赤い液体を垂らしてるだけ)
イカルスの刃をいなし、胴体に一撃
またしても飛び散る鮮血(赤い液体を以下略)
かくして怪獣たちは倒された。海が鮮血を洗い流す。
倒れた怪獣たちの死体を背に、セブンは海へと向かっていき一人立つのだった。