※この記事は『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』のネタバレを含むため、閲覧は自己責任でお願いします。
概要
ゲーム『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』に登場するキャラクター。
「無の世界」の魔物たちが化けたリンクの偽者であり、''目が赤くなって黒いオーラを纏った状態のリンク''といった見た目をしている他、本物と同じく一切喋らない。
ストーリーの序盤から終盤に掛けて各ダンジョンで中ボスとして登場し、ゼルダ姫と幾度も戦う。
始めは緑の服だが、ある程度ダメージを受けると本気を出して肌が灰色になり、黒い衣装に変化し、行動パターンも強化される。
彼を倒すたびに、彼が使用してくる新しい武器を「カリモノ」にすることが出来、ゼルダ姫が剣士モードで使用可能な武装が増えていく仕組みとなっている。後の描写からこれらの武装は本物のリンクから奪い取った物のようだ。
戦闘
1回目
チュートリアル中に赴く「ミナミノ遺跡」で対決。剣を手に接近戦を挑んで来る。盾を構えているため正面からの攻撃は防がれ、段差に逃げてもジャンプで近づかれてしまう。正面から攻撃を当てたい場合は、シンクシステムで盾を奪い取る必要がある。
倒すと力の剣が手に入り、「剣士モード」が解禁される。
2回目
「ゲルドの聖域」で対決。当初は後ろ姿だけゼルダたちの前に見せており、本物ではないかと思われていた。
弓矢を使って遠距離攻撃で責め立てて来る。近付いても素早く逃げられてしまい、落とし穴に落としてもすぐに復帰されてしまう。
また、本気を出すと3体に増え、波状攻撃を仕掛けてくる。
シンクシステムでリンクの動きを封じ、あとはカリモノに攻撃させるだけで勝てる。
倒すと力の弓矢が手に入り、剣士モード中に遠距離攻撃が出来るようになる。
3回目
「オルディンの神殿」で対決。バクダンによる中距離攻撃を仕掛けて来る。無理に近付いて殴ると爆風に巻き込まれてしまうので注意。本気を出すとボムチュウを使用するようになる。
倒すと力のバクダンが手に入り、剣士モード中にバクダンを投げて攻撃出来るようになる。
ただ、攻撃が激しくなる1回目や3人に増える2回目に比べてあまり強くはなく、バクダンは爆発まで時間がかかり、ボムチュウも近づかなければただ通り過ぎるだけなので、遠距離攻撃で簡単に倒せてしまう。
余談
PV3のラストに「リンクがゼルダに襲い掛かる場面」があることから、「本作のリンクはラスボス」という考察が発売前からあった。
蓋を開けてみれば、本記事で書いたように偽者のリンクだったうえに、序盤の中ボスというかなり早い段階での対決であった。
そして、棍棒1つでラスボスを追い返し、ラストダンジョンで鬼神の如き強さと優秀さを発揮する本物のリンクに比べると、明らかに戦闘力が格段に低下しているという意見が多い。
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