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概要編集

仏教の教えを否定し、仏教の教えとは相容れない教義を信じ、それを実践し、尚且つ他者に説いたものが落ちるとされる地獄。

異教崇拝ではなく邪教徒の為の地獄とされる。

十六小地獄における出典は4~5世紀頃にサンスクリット語で著された「正法念処経」を参考とする。


八大地獄の第6で、叫喚地獄阿鼻地獄の中間にある。

罪人は常に極熱の炎で炙られるだけでなく、十六小地獄の「大焼処」では、体の内側からも焼き尽くされる。

「鉄鑊処」では「たとえ殺人を犯しても、もしもその殺された人が天に生まれ変われるなら殺人は悪くない」と説いた者が落とされ、現代で言えば強盗殺人に加えテロを企て、殺人を正当化した者が落ちると思われる。


この地獄の炎は地球上の炎のパワーを凌駕しており、豆粒ほどの焦熱地獄の火を地上に持って来ただけでも、一瞬で全てが焼け野原になるほど。



余談編集

死刑判決を受けるような極悪人でも、最低限の道徳さえ弁えていれば、一つ上の大叫喚地獄止まりであるが、強姦を働いた者はこれより重く、童女を犯した者は一つ下の大焦熱地獄に落ちる。

昔の仏教では同性愛など反自然的な性行為も罪と定めているが、それでも第3の衆合地獄止まりである。

大焦熱地獄は童女の他に、出家した女性を犯した者などが裁かれるが、逆に修行僧を誑かした女性のみが落とされる地獄もある。

このように、昔の仏教でも女性の保護が説かれている面もあると言える。

(妄想の範囲で行うのはセーフと思われる。)


この地獄の炎は核爆発ビッグバンのようなもので、このような環境では一瞬たりとも生存出来ないと言えるが、昔は全てをに還す炎を「神仏の怒り」「罪の炎」というスピリチュアルで抽象的な事柄として畏怖していたのだと思われる。

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