概要
森光蘭に支える裏麗の一員。
森の命令で幻獣郎に紅麗の細胞と紅麗の恋人の紅の細胞を元に作られたクローンの一体にして、唯一炎を操る能力を持って生き延びた「成功作」。
そのため、その見た目は紅に酷似している。
生まれて間もないため、知能はまだ幼児並に幼く性格は無邪気で天真爛漫だが、森の性交渉をも交えた教育のために歪んだ残虐性と森への依存心、「成功作」という存在価値を植え付けられている。
同じ境遇だが「失敗作」であった葵にも無邪気に接するが、彼女(彼?)からは嫌われており、それを成功作である自分への嫉妬だと考えている。
また、紅麗自身も蓮華をかなり嫌悪しており、愛した紅と酷似した姿な上その歪みきった性格に「虫唾が走る」と相当の不快感を持っている。
オリジナルである(血縁上は父と言える)紅麗のことは森が例えたようにあえて「お兄ちゃん」と呼びつつも、森の命令や「自分はあくまで紅麗のクローンの中の成功作でしかない」という意識から殺意を向けあっている。
戦闘においては針のような無数の小型の炎を矢のように飛ばし、「煉獄」という大技も持っている。
スペック自体は水鏡凍季也、小金井薫、霧沢風子の3人を相手にしつつも捌ける程度はあるものの、造られたばかりなために技の数や経験がかなり少なく、戦略性のなさが目立つ。
裏武闘殺陣決勝後、疲弊した紅麗のもとに森に引き連れられ初登場。
疲弊と混乱のために紅麗を追い詰めたが、紅麗の部下音遠の介入で殺害は失敗。
その後、封印の地編では森光蘭の護衛役として動向。
火影を相手にそこそこの戦いを演じた後、森が天堂地獄と融合したあとはその戦いを見物した。
以下、ネタバレ注意
SODOM編にて、ついに紅麗と再戦。
しかし、前回と違い精神的にも吹っ切れ、肉体も万全であった紅麗の前には全く歯が立たず、その炎も「烈火にも劣る」、「しょせんは玩具」と酷評され、恐怖にパパである森のもとに逃亡。
しかし、すでに天堂地獄として覚醒した森は紅麗対策のため彼女の「炎術師としての炎耐性」を奪うべく、彼女を捕食。
大好きなパパに「失敗作」と吐き捨てられた彼女は恐怖と絶望から泣きながら石化していき、哀れにも人生を終えてしまった。
その余りにも無惨な最期は敵である烈火を憤慨させ、生前彼女を嫌っていた葵も同情せざるを得なかった。
余談
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