概要
CV:置鮎龍太郎
烈火の異母兄で、火影忍軍六代目当主・桜火と側室・麗奈との間に炎術士として生まれる。
炎術士は一世代に一人しか生まれないとされたが、烈火の誕生により「呪いの児」の烙印を押され母親と共に村八分に遭う。その恨みから烈火を殺そうとしたこともある(烈火の左頬の絆創膏の下は、紅麗のつけた刀傷がある)。
時空流離の術に巻き込まれて烈火と同じ時代に流され、森光蘭の妻である月乃に拾われるが、森に第二の母と慕う月乃を人質にされ、森の言いなりとなって戦うことを余儀なくされる。麗のトップに君臨し、自らも麗(紅)のチームリーダーである。顔の左半分に大きな火傷の痕があるが、これは炎の天使となった紅に自ら焼いてもらったもの。
炎の型は不死鳥だが、紅を取り込んだことにより、不死鳥の姿はない。その戦闘能力は登場人物の中でも最強レベル。
しかも、炎を使っても強いが、普通に格闘戦でもかなり強く、底知れないレベルで、最終決戦で門都の胴体を貫いたり、天道地獄となった森が炎に耐性を得ても炎を使わずに肉弾戦で渡り合っている。
森の非道さによって仲間や大切な人を失う悲しみは大きな心の傷となり、夢に見たり、起きていても突如として脳裏をよぎり錯乱状態に陥るなど、強烈なトラウマとして彼を苦しめている。
母の麗奈は姉御肌で気が強いが、苛烈な面のあるツンデレ気質(陽炎の失態に付き合う形で、桜火の助勢に協力している)だったため、里の民の一部とは折り合いが悪かったものの、身近な人間には愛情深い性格であり、紅麗も母のそう言った気質を継いでいる。
呪いの児と疎まれ、時空を超えて現代にとばされた後に森光蘭の野望の道具にされた事で相当歪んだ人生を歩んでおり、剣呑かつ物騒な人間像が表立っていたが先述の通り特に月乃や紅に関しては穏やかかつ思慮深いところを見せていた為、母譲りの思い込みの強さとツンデレ気質な面はあるものの本来は穏やかな人物である様子。仲間と認めた者達(特に音遠や雷覇やジョーカー)は紅麗の本心を知っているからか忠義を最後まで尽くしていた他、弟分に近い間柄であった小金井とも一時は袂を分かつ事になってこそいるが、内心では想いあっている。
トーナメント決勝戦後は、不用意な輩や敵対者などへの物騒さは相変わらずながらも、烈火と図らずも共闘するなど、一部の者に対する態度に軟化の兆しが見え始める。
実は仮面の下はイケメンであり、作中では随所随所で上記の火傷で誤魔化しきれないほど端正な顔立ちを見せている。
関連タグ
戸愚呂弟:幽遊白書の登場人物。「囚われの女性を救出に来た主人公たちに一度敗れる」「トーナメントの決勝戦で決着を付ける」「顔を隠しているが整った容姿」「上の身内がゲスで内心では軽蔑している」など戦いのシチュエーションがよく似ている。ただし戸愚呂は対戦相手に同情したり手心を加えたりすることもあるが、紅麗は基本的に冷酷である。