概要
CV:緑川光
優秀な頭脳を持つ17歳。美形でクールだがかなりの毒舌家でもあり、仲間のどんな些細なボケにも容赦無いツッコミを入れる。特に土門をよくイジっているが、何故か風子には「みーちゃん」と呼ばれ、逆にどつかれる事が多い(ハリセンでどつかれた事も)。
粘着気質で、恨みや女・オカマ扱いした相手は忘れない。時折冷酷なまでに非情な一面も見せる。裏武闘殺陣では殆どアイドルになっていた。だが不愛想な性格も相まって学校での人気は割と地味。烈火達と行動を共にするようになってからは他の生徒と話す描写も増え、周りの人間達にも心境の変化を印象付ける行動を取っている。
また、髪が長く、伸びるのも早い。そのせいか、周りから「女男」とよく呼ばれたり、女性と勘違いされたりするが、本人はそういったことを大変嫌っている。最初は一人称が「オレ」だったが、後に「僕」になる。少々シスコン気味でもある。そのせいからか、柳に好意を持っている節がある。実は近視であり、メガネを掛けることも(普段はコンタクトレンズをしている)。
そもそもそのシスコン気味なのを烈火の母・陽炎によって烈火にけしかけるよう仕向けられた事が繋がりの始まり。烈火が姫として守る佐古下柳が、過去に殺された姉と瓜二つであることから、彼女に執着するようになる。
烈火と戦い、難なく勝利した水鏡は、「烈火に柳は守れない」と判断し、二人の仲を引き裂こうとする。ただ、水鏡は柳のことを「姉の代わり」としか見ておらず、「こうすればより姉に似る」というかなりとんでもない理由で、柳の髪をばっさり切ってしまう。
烈火の逆鱗に触れて再戦し、そこで敗れてからは、憑き物が落ちたのか徐々に態度が軟化し、烈火たちの仲間となる。
魔導具
水鏡が使う魔導具「閻水」は、水鏡家に代々伝わる家宝であり、水の属性を持っている。
普段は剣の柄でしか無いが、水を与えるとそれを吸収して刃を形作る。ペットボトルくらいの水があれば充分な長さの剣が作れる。さらに大量の水を集めると、刃の強度を上げることが出来るようで、プール一杯分の水を集めて剣を作ったときは「決して折れない」とされた。
水以外の液体でも、剣にできるらしい。
また、水を剣にする以外にも、水を気体(水蒸気)にしたり、個体(氷)にしたりと、かなり応用範囲が広い魔導具である。
過去に姉を何者かに殺されており、その復讐の為に巡狂座なる人物に師事していた。巡狂座が教える剣術「氷紋剣」は、閻水の使用を前提とした術であり、剣術というより忍術に近い。
気難しい水鏡だが、巡狂座に対しては素直に尊敬しているらしい。
だが、その師である巡狂座こそが姉の仇である事を裏武闘殺陣で知り、さらに巡狂座の名前の意味・彼が姉と凍季也にとって実は身内である事を知る事になる。