概要
CV:佐藤せつじ
デュエル・マスターズVSにて登場するナレーター。
当初はアニメ自体のナレーションとしての役割のみでキャラとしての姿は無かったが、「VS」第34話から本格的に本編中のキャラとして登場した。
上裸にネクタイ、頭頂部は禿げ上がり側頭部から巨大な三つ編みという出立。「VS」第34話以前の音声のみの存在だった時点から続くハゲしくアツかりし豪快なナレーションが特徴であり、熱血と掛けているのかテンションが上がるとケツからV字状に炎を滾らせる。
続編「デュエル・マスターズVSR」では滝川るるの隠れ大ファンである事が明らかとなった他、彼女のバレンタインチョコを獲得すべく、ナレーターの枠を飛び出してとうとう本人がデュエマ参戦。作中でもかなりの強キャラであるコジロー相手になんと勝利してしまっている。この時使用したデッキはメガ・ナレーター・ドラゴンを切り札とした火文明の革命軍デッキであり、革命の鉄拳の革命0トリガー発動を交えての大逆転勝利であった。
勝太編及び自身のレギュラー出演最後となる「デュエル・マスターズVSRF」では、3年間続いたナレーターとしての役割を完走したからか最終回ED後のラストカットにて、昼寝から目を覚まし、再会したドギラゴンやハムカツ団の面々に向かって駆けていく勝太を唯一隣で見守っていた。
以降のシリーズでナレーションを降板してからもキャラクターとして本編に登場する事があり、デッキーから「私と声が似た人」※と言われる事もあった。
爆熱血 ナレ太郎
爆熱血 ナレ太郎 |
P 火 コスト3 |
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ナレーター パワー3000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーのフレーバーテキストを読んでもよい。10秒以内で読めたら、そのターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。 |
デュエルマスターズバーサスレボリューションは、デュエルマスターズ、バーサス、レボリューション、とタイトルが長ったらしくなっただけでなく!超ブラック・ボックス的な予測不可能な驚きと笑いが満載の新シリーズぅううう!---爆熱血 ナレ太郎
そんな彼だが、DMX-22「超ブラック・ボックス・パック」にてなんとカード化を果たしてしまう。
前代未聞の要素があらゆる方面から頻発するブラック・ボックス・パック初出なだけあってこのカードも例外ではなく、このクリーチャーを場に出した時、カードの下に小さく書かれている上記のセリフを10秒以内に読み上げる事でそのターン中、自分自身も含めた味方クリーチャー全員をスピードアタッカーにするという物。
効果の発動にフレーバーテキストが関わるという点で前代未聞なネタカードである上にその判定もかなり厳しく、この長ったらしい長文を10秒以内に最後の「爆熱血 ナレ太郎」の部分まで読めなければ不発、途中で噛んだ場合もその時点で不発というプレイヤーの活舌が試される1枚である。
これだけならば単なるネタカードとして終わる筈であったが、ヒューマノイドから侵略できる音速 ガトリングをメインとした速攻デッキ【赤単ガトリング】においてはその侵略元として冗談抜きで使用候補に挙がるというネタと実用性を兼ね備えた1枚となってしまったのである。
4年後発売のDMEX-08「謎のブラックボックスパック」で再録。フレーバーテキストを10秒以内で読み上げる事で効果発動な点は変わらないものの、問題のフレーバーテキストが以下の通り。
デュエルマスターズバーサスレボリューションは、デュエルマスターズ、バーサス、レボリューション、とタイトルが長ったらしくなっただけでなく!超ブラック・ボックス的な予測不可能な驚きと笑いが満載の新シリーズぅううう! そして、デュエマの歴史はまだまだ続く! ジョーカーズ! ツインパクト! ガチャレンジそして、今度は謎でいっぱいのブラック・ボックスだぁぁぁぁ!! ― 爆熱血 ナレ太郎
...あろう事か前回よりも長くなっている。
必然的に再録版を使用する場合は初版を通り越した超高難度となるため注意である。
この長文の元ネタは言うまでも無く「デュエル・マスターズVSR」の各話冒頭でナレ太郎が叫ぶナレーション。しかもパック発売当日には中の人である佐藤せつじ氏本人が10秒以内に読み上げる動画を公開している。
また初登場の時期的にお察しの通り、先述のアニメ中デュエルシーンでも本人が使用。本家本元の10秒間熱血ナレーションを披露して凶戦士ブレイズ・クローと一撃奪取 トップギアの2体と自分自身をスピードアタッカーにして一斉攻撃を仕掛けた。