燈侑
とうゆう
主人公の小糸侑(CV:高田憂希(TVアニメ)/金元寿子(PV))と、その先輩である七海燈子(CV:寿美菜子)によるものである。
作品が主題としているカップリングなので、当然投稿数は多い。
成績優秀スポーツ万能容姿端麗な人格者、誰もが好きになって当然の燈子が、好意を向けられることに疲れ切ってしまい、「誰も好きにならない」と言った侑に惹かれて告白したのが始まり。
そして侑は彼女の好意に対して答えを返さないままに、燈子の接近を許容することになる。
燈子は侑への好意が強まるにつれてメッキがはがれていき、2人きりの場ではみんなの前とは別人のように子供っぽい甘えん坊になる。
自分が誰かを好きにならないことに寂しさを感じていた侑も、燈子のアプローチを受け続けているうちに、徐々に彼女に惹かれていくことになる。
侑にだけ見せる燈子の素顔と、それを受け入れる侑の優しさ、変化が魅力的な組み合わせ。
その実態
そのような表面的な触れ合いとは対照的に、実際は物語が進むにつれて痛々しさが増していくカップリングでもある。
燈子は人の好意に対して拒否感を持っており、好意が向けられた時点で相手との間に線を引き、精神的に距離を置いてしまう性格である。
そんな彼女が唯一近づけるのが、彼女に好意を向けない侑であり、燈子は侑までもが自分を好いてしまうことを恐れている。
一方で侑は、誰のことも好きになれない自分の性格に寂しさを感じており、誰かを好きになりたいと思っている。
そして先述したように、彼女は燈子の心根に触れて、徐々に彼女に惹かれていってしまうものだから、燈子に拒絶されないためには膨れ上がる想いを押し隠さなければならない。
両思いに近づくほどに崩壊が迫ってくる歪さと、これに触れて苦悩する侑の姿もまた、このカップリングの魅力であり、作品自体の魅力となっている。
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