燐子マリアンヌ
りんねまりあんぬ
CV/こやまきみこ
近代では五指に入る強大な力を持つ“紅世の王”狩人・フリアグネの恋人である“燐子”。
紅世の徒ではない為、真名を持たないが、作中では“可愛いマリアンヌ”と呼ばれている。
粗末な人形の姿をしており、普段は“存在の力”を集める事や他のフレイムヘイズの監視などを行っており、その際はマネキン人形の内部に潜り込み行動している。
フリアグネの恋人として生まれたという経緯から、彼率いるハイスペックを誇る“燐子”たちの中でも筆頭の強さと思考能力を持っており、そこらの徒以上の力を持ち合わせている。
しかしフリアグネから存在の力を供給してもらわなければ存在を数日しか保てない存在である為、彼女を他者の“存在の力”に頼らず生きてゆける存在へと組み換えこの世に定着させる事がフリアグネの唯一にして絶対の目的となっており、その為にフリアグネが“宝具”『アズュール』を介して彼女に組み込んだ“自在式” 『転生の自在式』を起動させる為に必要な莫大な量の存在の力を得る為に“都喰らい”を行った事が物語の発端となった一因となっている。
なお、自身を生み出したフリアグネの影響からなのか、彼女も“宝具”に対して強い執着心を持っているかのような一面を持っているようだ。
御崎市の依田デパート屋上での最終決戦ではシャナに追い詰められたフリアグネを救うために、シャナをマネキンの体と“宝具”『ダンスパーティ』で捕え“2人の願い”を叶える為に“主人と違い“燐子”である自分は修復できるかもしれない”という僅かな希望を託し、自分を“宝具”『ダンスパーティ』で自爆させるようにフリアグネに促し散っていった。
なお、1847年にアメリカで勃発した“内乱”の翌年にフリアグネたちと共にアメリカに訪れた事があり、その際に出会ったビリー・ホーキン少年と一時行動を共にし、親交を交わしたことがある。
また、ゲーム『電撃学園RPG Cross of Venus』では主人のフリアグネと共に絶夢に蘇生され、再びシャナや主人公たちの前に立ちはだかる事に成る。