概要
片倉優樹とは、中村恵里加のライトノベル『ダブルブリッド』の主人公。
「怪」のみで構成される特殊警察である通称「第六課」に勤務する巡査部長の女性である。「ダブルブリッド」と呼称される「怪」とヒトとのハーフで、内閣公認のアヤカシである。
実年齢25歳であるが成長自体は止まっているため、愛嬌のある顔立ちと小さい身長が相まって、見た目は10代半ばの少女である。出自故に常人離れした身体能力と鮮やかな白髪を持ち、孤独に耐える強い精神力と怜悧さとを併せ持っている。
五感と再生力は甲種でも高い部類で、さらに長年の訓練により五感や不随意筋の制御が自由にできるようになっている為、アヤカシのことを快く思わない連中からは「白髪犬」と呼ばれることもある。鷹揚で飾らない性格もあってか「カリスマ的」と評されることもある。
第六課と緊急捕縛部隊との交流と相互理解を目的に派遣されてきた青年山崎太一朗との出会いを機に物語は動き始める。