概要
CV:小山武宏
物語開始当初、エリア11(旧日本)における最大の反ブリタニア勢力である「日本解放戦線」のリーダーを務めている男性。旧日本軍の軍人でもあり、その時の位から「片瀬少将」と呼ばれている。
リーダーとはいっても基本的に自ら動くことはなく、「奇跡の藤堂」と呼ばれる藤堂鏡志朗ひとりに過剰な期待を寄せて頼りきりの姿が目立つ。
ナリタ攻防戦で日本解放戦線が瓦解し、その後大量のサクラダイトを乗せた輸送船と共に海外への逃亡をはかろうとしたが、コーネリア率いるブリタニア軍に追い詰められる。
その際キョウトへ救援を頼んでいたのだが、ゼロ(ルルーシュ)が海中に仕掛けた機雷によって追手のブリタニア軍を巻き込む形で船を爆破されて死亡。ただし、表向きは「覚悟の自爆」という事になっており、そのせいかR2終盤でシュナイゼルが黒の騎士団へ提出した「ギアスを掛けられた疑惑のある者のリスト」に名を連ねている。
その他の作品での活躍
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
「ギアス篇」「黒の騎士団篇」「ブリタニア軍人篇」では上述した原作通りの流れで爆殺されるのだが、ゲームの仕様上何度も周回してはこの場面を見る事になるため、ある意味でプレイヤーの記憶に残る場面となっている。
PSP版限定の「日本解放戦線篇」では、ナリタ攻防戦後に黒の騎士団を抜けた主人公が接触。当然怪しんでいたのだが、ギアスを使われた事で彼の加入を認めた。その後、主人公が上述したゼロ(ルルーシュ)の仕掛けた機雷を撃ち抜いたおかげで難を逃れた。
コードギアス反逆のルルーシュ ロストストーリーズ
ストーリー上での立ち回りは原作通りなので省略。
遠征ステージやチャレンジクエストではボスとして登場。搭乗機はグラスゴー。
上記の爆殺の影響か、「登場後指定時間経過後にリタイヤし、周囲1マスもしくはフィールド全体の敵に100%の割合ダメージを与える」という能力を持つ事が多い。要するに「勝手に自爆してこちらも道連れにしてくる」という厄介な相手だが、リタイヤする瞬間にスタンしていればダメージを不発に終わらせられる。場合によっては、先手必勝で爆発する前に撃破するという手もある。
また、『同時制圧作戦』においては、「自身がリタイヤした時に味方全体へ100%の割合ダメージを与える」という能力付きで登場するステージが1つあるのが恒例。つまり、彼を倒せば他の敵も全員勝手に道連れにするので、誰でもいいからワンパンさせればそれで終了するというネタステージとなっている。