京阪鋼索線
京阪電気鉄道が保有・運用しているケーブルカーの路線(鋼索線)。ケーブル八幡宮口~ケーブル八幡宮山上間の0.4kmを結ぶ。通称「石清水八幡宮参道ケーブル」、旧通称「男山ケーブル」。
1926年に男山索道として開通したが、1944年に不要不急の路線に指定されたため、一時廃止となった。その後、1955年12月3日に京阪電気鉄道によって再開通し、復旧を成し遂げた。
この路線は男山にある石清水八幡宮への観光の足として運用されている。
現在運用されているケーブルカーは2代目で、座席は基本的に八幡宮口向きになっており、スタンションポールはトーマス・エジソンが開発した電球の形をしている。
運賃は大人片道200円、往復で400円に設定されている。本数は基本的に毎時2往復(30分間隔)で、不定期を含めれば4往復(15分間隔)となっている(不定期便は乗客がいる場合のみ運転される)。標準所要時分は片道3分。
初詣客で賑わう正月三が日は、巻上機を高速モードにして最小3分間隔で運転することもある。
ケーブル八幡宮山上駅には、石清水八幡宮が国宝に指定されたことを記念して特製スタンプ台が設置されている。
駅一覧
駅名 | 読み | 乗り換え | 備考 |
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ケーブル八幡宮口 | けーぶるはちまんぐうぐち | 京阪本線(石清水八幡宮駅) | 2019年10月に「八幡市」より改称 |
ケーブル八幡宮山上 | けーぶるはちまんぐうさんじょう | 2019年10月に「男山山上」より改称 |