概要
倉津大学附属病院・第一外科教授で、一人も認める腕前の持ち主。
倉津大に猶予のない肝硬変患者と交通事故による内蔵損傷患者が同時に入院中、脳死判定がなされた者が1人出て、2人を救うために当時の臓器移植法で認められていなかった肝臓の分割移植を行うことを決定。これをきっかけに一人と交流を持つようになる。
分割移植は極秘裏に行われたはずだったが、何者かによってマスコミにリークされ自宅謹慎となる。
移植制度の限界を感じていた相馬はクローン臓器密売組織と結託してしまい、健康に成長したパーフェクトクローンである黒須一也の細胞を狙う。細胞の採取は相馬がクローンに手を出していたことに感づいていた一人らによって阻止され、罪を認めて組織と手を切ることを決意。
自らの立場を利用して組織の拠点に入り込んで摘発に協力するも、逃亡を図った組織のメンバーに頭を撃たれて脳死状態となる。遺言に臓器について意向を遺しており、心臓・肝臓・腎臓・膵臓が5人の患者に移植された。