眞子内親王
まこないしんのう
日本の元皇族(後述)。秋篠宮家の第一女子。(1991年(平成3年)10月23日~ )。
徳仁(第126代天皇)からみて姪にあたる。
学習院女子高等科を卒業後、平成22年(2010年)に国際基督教大学(ICU)教養学部アーツ・サイエンス学科に入学。美術・文化財研究を専攻し、在学中に学芸員の資格を取得している。また、同じく在学中にイギリスのエディバラ大学に留学し、美術史などを学ぶ。
大学卒業後、イギリスのレスター大学大学院博物館学研究科に入学。課程を修了し帰国してからは、公務と兼任して東京大学総合研究博物館にて特任研究員として勤務している。
平成28年(2016)、国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科博士後期課程に入学。
平成29年(2017年)、大学時代の同級生で、当時法律事務所にパラリーガルとして勤務していた小室圭氏との婚約が内定したが、さまざまな問題(※)が報じられた影響もあってか、平成30年(2018年)2月6日に宮内庁から「納采の儀(一般における結婚式のこと)を始めとする結婚関係諸儀式を延期する」と発表された。また、眞子内親王も「お気持ち」として、婚約発表から延期に関する経緯や心情を説明する文書を公表した。
具体的な時期についてはこの「お気持ち」の中で「皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年」と述べられており、改元にまつわる儀式などが完了した2020年以降となる。
小室氏は2018年から国際弁護士資格の取得を目指し、アメリカ・ニューヨークのロースクールに留学しており、小室氏の卒業及び就職を待って結婚について正式発表が行われると見られていた。
小室氏がロースクールを卒業した令和3年(2021年)10月、宮内庁から同月26日に正式に結婚されることが発表された。さまざまな当時の状況を踏まえ、納采の儀など結婚にまつわる儀式は行われず、皇室を離れる(皇籍を離脱する)際に支払われる結婚一時金も辞退されるということになった。
儀式は行われないものの、26日に「会見」という形で、結婚に至るまでの経緯や心情について説明が行われることが明らかになっている。
小室氏はニューヨークの法律事務所に採用が内定したとの報道があり、結婚後は一般市民としてニューヨークで生活するものと見られている。
※小室氏の母とその元婚約者の男性との間の金銭トラブルが報じられたことや、小室氏の人格、眞子内親王との交際についてのゴシップがいくつも発表されたことなどが理由の一つと考えられる。
2021年10月26日皇族を離れ「小室眞子」となった。