概要
『山海経』の「南山経・南次三経」に記載される、祷過山に犀や象、水牛のような一角獣・兕(ジ)とともに棲む、鵁(鴨)に似た白い顔の人面鳥で、三本足(手だともいう)である。
中国語では瞿如をチュイルー(Quru)、上古中国語ではクヮスニア(Kwasnja, kʷasnja)もしくはクヮスニアス(Kwasnjas, kʷasnjas)、広東語ではコユユー(Geoijyu)、韓国語ではクヨ(Guyeo)、ベトナム語ではクーニュー(Cù Như)と呼ぶ。
「チュイルー」と聞こえる鳴き声がこの名の由来であるという。