概要
転生ものの類型の一つ。
物語の冒頭で死亡した(あるいはこれから死亡する)主人公に対し、神やそれに類する力を持った超自然的存在が接触・関与して転生させるパターンを指す。
神自身が転生して現世の存在になる話、主人公自身が神に生まれ変わる話はまた別の区分なので注意。前者は逆異世界転生・人化・化身、後者は人外転生・神化(神格化)を参照されたし。
神からの接触の理由は「死後の世界のシステム(事務手続き)」「本来まだ死ぬはずではなかった主人公を死なせてしまったことへの謝罪」「不幸な人生を送った主人公への憐み」「善行を成した主人公への労い」等様々で、それがそのまま「主人公に第二の生を与える理由」になっている。
ただし、誠意や善意ではなく何らかの目的や悪意から主人公を転生させる神も居る。
また、死亡直後ではなく転生後に現れるパターンもある。
「未練を解消するチャンスの獲得」「生前に無かった才能等の獲得(転生特典)」の分かりやすい理由付けとしてよく用いられるテンプレであり、「好きな物語の世界への転生」の導入として二次創作でも度々用いられる。
一方で、近年ではwebにおける夢小説や異世界転生作品の氾濫故か「薄っぺらいご都合主義」として嫌う読者も一定数存在する。
作品例
- この素晴らしい世界に祝福を!
- タキシード銀…外部リンク
- ひぐらしのなく頃に
- 幽霊紐育を歩く…1941年の映画。この作品が原型と言われる。外部リンク
- 幼女戦記
関連タグ
トラック転生…事故死導入と神様転生は特に結び付きやすい。