私と小百合

わたしとさゆり

週刊ヤングジャンプに掲載された読み切り漫画。作者は福島鉄平。

概要

週刊ヤングジャンプ2014年45号に掲載された読み切り漫画。

作者は福島鉄平。

ざっくり言うと「気弱な少年が女装して、居丈高な同級生をからかう」というシチュエーションを通して、思春期の少年が成長する様を描くお話である。

時代設定は現代ではなく、具体的な年代は不明だが、

• 横書きの文字が右から左に書かれている
• 「主人公が棒状の口紅を初めて見る」というシーンがある
• 男女問わず普段着は大抵和服
• 舞台は田舎の村ながら電線や電柱はある

あたりの情報から多少は推測できるかもしれない。

単行本は「福島鉄平短編集アマリリス」に収録されている。

あらすじ

「私」こと豊島マコトは名家の末っ子として育ち、自分を出すことが大の苦手になってしまった中学二年生。

威圧感の強い同級生の坂東大介を目の前にすればなおさらである。

ある日マコトは、意地悪な姉たちにおもちゃにされ女装させられてしまう。

それを偶然にも見掛けた坂東は、それがマコトだと気づかず顔を真っ赤にして立ち去った。

「これは面白い」と思ったマコトは、「いとこの小百合」だと偽って坂東をからかいに通うのだが…。

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