概要
主にキリシタンに対して使われた拷問手段。
処刑はキリシタンにとって「殉教」になってしまうため、拷問によって意志を挫き「棄教」させることを目的としていた。
(ここでいうキリシタンには西洋人も含まれる)
深さ2メートル、直径1メートルくらいの穴のそばに吊り台を設置。信者を吊り台から穴に落として逆吊りにする。
穴の底には汚物を入れられていることが多く、キリシタンは悪臭と眩暈・吐き気による多重の苦痛を味わうこととなった。
内臓の逆転や脳の充血によってできるだけ死なないよう胴体を綱で巻かれ、耳部分に小さな穴をこじ開けさせられたという。