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空ろ

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うつろ

※この記事は同人ゲーム「ダンガンロンパアナザー」シリーズの重大なネタバレを含んでいます。

注意!!この記事は「ダンガンロンパアナザーシリーズ」の物語における重大なネタバレが書かれています。

「……ネタバレを読むのか?」

「この先を読めばもう2度と前の自分には戻れないだろ。分かっているよな?」

「僕がこんなことを言うのもおかしいだろうけど。」

「今までご苦労だった、“僕”」

プロフィール

身長169cm
体重56kg
胸囲75cm
血液型O型
誕生日?月?日(本人も知らない)
趣味なし
好きな物なし
嫌いな物なし
好きな食べ物なし
嫌いな食べ物なし
一人称
家族関係-

概要

空ろとは、シリーズ1作目ダンガンロンパアナザーの主人公、前田勇気の正体であり本作の黒幕。

超高校級の絶望のうちの1人。6章にて記憶を取り戻し、他の生き残り達の前に空ろとして姿を現した。

容姿は茶色の目と濃いオレンジの髪色で一見本物の前田勇気とほぼ同じ外見をしているが、本物と違い髪は非常に乱れており、何本もの髪が頭からはみ出し、上に向かってカールしている。

性格に関しては常に冷酷で無感情であり喜びや悲しみ、怒りなどの感情をほとんど見せることはない。

天運

空ろ自身が持つ能力で、現実を捻じ曲げるレベルの強力な幸運である。

天運の事例を挙げると、体を動かさず銃弾を避けたり、百兆分の一の僅かな確率も引き当てたりするなど異常なまでのあり得ない幸運を作中で発揮していた。

作者いわく、「ハンバーガーが食べたい」と思えば、目の前でハンバーガーを運送しているトラックが事故を起こし、手元にハンバーガーが落ちてくるというレベルらしい。

しかし、空ろ自身はそれを「呪い」と称しており、実際いつも完璧にうまく行く事を退屈に感じている描写が多く見受けられている。

過去

上記のような天運という非常に強力な能力を持って生まれた空ろは、生まれた時から周りの人々に幸運をもたらす子供として育った。

しかし、それによって両親は次第に息子を快楽のための道具扱いとなりやがて堕落し、家庭環境は崩壊。幼少期に両親を失った空ろは孤児となる。

それでも家や食べ物など必要なものは全て手に入り、貧しい生活の苦痛を感じることはなかった。

過程や努力を必要としない「天運」のせいで、空ろは人生に達成感や満足を見出せず、心が疲れ果て、無感情な人間へと変わっていった。

退屈しのぎの為に気まぐれで自らの天運を使い不幸な人々を助けに回っていたが、すぐに飽きてしまい空ろ再びは虚無感に苛まれる日々を送っていく。

何度も自ら命を絶とうと試みるが、天運によって毎回奇跡的に失敗。死ぬことすら叶わず、彼はただ「流れるままに」生き続けるしかできなかった。

そんな絶望の最中、空ろはある絶望の高校生と出会い、退屈に満ちていた人生の中で初めて感動を覚え、絶望である彼女に心酔する。

更に感動したいと心から願った空ろは彼女を助けることにし超高校級の絶望の外部要員となった。

その後、空ろはモノクマの人工知能をテストする目的でコロシアイ学園生活を計画し始め、計画を実行する為に自らの天運を頼りに「前田勇気」という生徒を希望ヶ峰学園に招き入れ、その後、前田勇気と成り代わる形で密かに同学園に入学していた。

一方、本物の前田勇気自身は何処かの場所に幽閉されていた。

その後は如月研究所内に空ろ含む79期生全員を閉じ込め、平良茜と共に自らの正体を隠すために自身の記憶を調整し、普通の生徒として学園生活に溶け込むこととなる。

本編

6章の学級裁判で登場。平良茜が真実を語ったことで、ついに記憶を取り戻した。

本来の姿に戻った空ろは、彼は他の生存者に対して「この計画は全て計算通りであり、既に終わったものだ」と語り、学園生活の黒幕としての役割を全うする。

希望を捨てずに抗う生き残りの生徒たちに向け、外の世界の環境、彼らの身内に関する事実を語ることで一人ずつ絶望に堕としていった。

関連タグ

創作論破 ダンガンロンパアナザー 前田勇気

カムクライズル…原作シリーズにおける似たような立ち位置の人物。

しかし、平良茜や他の生存者たちの抵抗により、宇津郎は計画の完全な成功には至ることはなく…

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