概要
リンク者と呼ばれる人物(主に10代の少年少女)の精神とつながり、空を飛んだり分子の配列をコピーし取り込むことによって特定の物質を作り出すなど様々な能力を行使する謎の存在。一般的なドラゴン、竜と異なりホシ丸やエン・ソフのような星型やアマポーラのような不定形、ハイヌウェレや鬼などの人型など姿は様々。「竜骸」と呼ばれているのは魂を持っていないため、リンク者の魂を最終的に取り込むことによって成体、竜と変化する。魂を渡したリンク者は「乙姫」と呼ばれる存在となる。
竜骸(竜の子)一覧
- ホシ丸(メイン画像上部の一番左)・シイナが出会った星型の竜の子。鉄骨を作り出したりシイナを乗せて飛行したりと様々な形でシイナをサポートする。名前はシイナが「星は丸いから」と発言したことに由来。
- エンソフ / エン・ソフ(メイン画像上部の左から2番目)・佐倉明の竜の子。ホシ丸に似ているが明の性格を反映してか、ビクビクしていることが多い。しかしプッシュ・ダガーの攻撃からシイナを守るためにホシ丸に化けて身代わりになったりアマポーラに攫われた際にシイナに助けを求めるなどの活躍も見せる。名前の意味はヘブライ語で「万物の始原」。
- プッシュ・ダガー / プッシュダガー(メイン画像上部の左から3番目)・イカの胴体が鋭い剣になったような姿に大きな目玉を持つ。武器は造らず直接斬りかかってくる。作中ではシイナや彼女の父親が乗った飛行機を襲うなど最初に襲いかかった竜の子。
- ハイヌウェレ(メイン画像上部の一番右)・両腕の無い女の子の人形のような姿をしている竜の子。その姿からシイナの父は「天使」と呼んだ。作中では巨大なガトリングガンをつくりだしてシイナの父の乗った飛行機を攻撃した。
- トリックスター(メイン画像下部の一番左)・装甲を纏ったような姿をした竜の子。ハンドガンを作り出して車のタイヤを破裂させるなどの行動を起こしたが作中での活躍は少ない。
- アマポーラ(メイン画像下部の左から2番目)・花を模した竜の子だが中盤では人型に変化。ハイヌウェレと同様にハンドガンなどの重火器を作り出した他、致死性の毒ガスによる攻撃も行った。
- 鬼(メイン画像下部の右から2番目)・大柄な人型の竜の子。飛行はせず驚異的な身体能力を活かして移動し、鋭い爪と伸縮自在の腕で戦闘を行う。
- ヴァギナデンタータ / ヴァギナ・デンタータ(メイン画像下部の1番右)・のり夫の竜の子。体躯を生かした格闘の他、高速の飛行、重火器による攻撃など戦闘に特化した竜の子。鶴丸からは度々「オグル」と呼ばれている
- ホウキ・江角ジュンの竜の子。その名のとおり箒そのものの姿をしている。
- タラスク・ロバート・フランクリンの竜の子。ドラゴンのような形をしているがそれはロバートが強いものに憧れていたことから生まれた「ドラゴンのはりぼて」。
- シェオル・涅見子の竜の子。