本来の意味
筋金とは、補強のために内部に用いられる細長い金属を指し、これが入っていることを意味する。
熟語
また、この言葉はその状態から、転じて熟語として人間の肉体や思想などが鍛え上げられている事実や、物事の状態などを指す。
類義語
妥協しない、芯の強い、筋が通っているなどの類義語が存在する。
派生
転じて、常軌を逸するレベルでガチな業界人や、それを上回りかねないほどの頑固者や原理主義者、狂信者等への皮肉としても用いられる。
まとめ
現在の日常会話においては圧倒的に比喩表現としての使用が多い用語であり、その場合は人物や集団がもつ性格や性質への強調として用いられる。
「筋金入りのスポーツマン」のように中立的な用語ならばプラス・マイナス両方の要素を示すが、対して「筋金入りの大嘘つき」のようにマイナス要素が強い用語に用いるとその対象の問題部分への罵倒として作用する。