概要
CV:竹内幸輔(原尾公成を兼任)
巨深ポセイドン(巨深高校)1年。ラインバッカー(LB)。背番号41。
身長191cm、体重82kg。6月6日生まれ。A型。
古豪柱谷ディアーズを大差で破り、鮮烈なデビューを飾った後、アイシールドに扮した小早川瀬那と対峙。嘗てアメリカ留学時代に出会った「真のアイシールド21」のことを語り、セナを偽物と喝破した。
小学校時代から170cmの長身を誇り、圧倒的な強さから天狗になっていたが、フェニックス中学へ留学した際、本場のプレイについていけず挫折を味わうも、対外試合で、同じ日本人でありながら大活躍する「アイシールド21」の姿を見て、人種の壁ではなく己の努力不足であったことを痛感。一念発起して努力を積み重ね、エースにまで上り詰めた。その後、一度だけ「アイシールド21」とラスト1プレイのみ対戦。惜しくも届かなかったが、「次は同じ条件で戦おう」と約束。
しかし、アイシールドは突如として失踪し、対外試合にも顔を出さなくなってしまう。調査の末に彼が日本へ帰国したことを知り、それを追うように日本へ戻った。本名も素顔もわからないながら、必ず大会に出ているはずと考え、かつての約束を果たさんと秋大会に臨む。
腐りかけていた自分に活を入れてくれた「アイシールド21」を尊敬しているため、勝手にその名を借りる「泥門のアイシールド21」に強い憤りを感じていたが、あくまで嫌っているのは偽物であり、セナに対しては「いい奴」と好感を持っている。だが、情報収集不足からヒル魔の伝で『アイシールド21』の由来にたどり着いている。
その長い手足を活かした強力なディフェンスが武器だが、原作では必殺技名がなく、アニメオリジナルで小判鮫によって「モビィディック・アンカー」と名付けている。デスシリーズ三部作『デス・ゲーム』ではヒル魔の指名で盤戸の赤羽、コータローとの鉄壁の後衛と点取り即席チームを組みながら、モン太に発破を掛ける道化を演じる。
かなり癖の強いチームメイトに、時若干振り回され気味ながら生真面目かつ大人びた性格からボケに回ったりリアクションをすることがなく、一切ブレない珍しい人物。数年後、他の登場人物の殆どが就職や大学進学したものの、原点に立ち返り、再び渡米している。
劇中唯一といっていい正統派イケメンキャラのため、人気投票でも蛭魔、セナに続く3位という他の泥門レギュラーキャラや進清十郎を上回る高さであった。作者もそれを意識していたのか、赤羽隼人、桜庭春人、円子令司など他のイケメンキャラは崩しても、このキャラだけは一切ギャグ方面に崩さないままにしている。