概要
『mille-feuille』が製作したアダルトアドベンチャーゲーム。
原作は竜胆、シナリオは黒井弘騎、原画は竜胆と楠木りんが担当。
元々は竜胆氏と黒井氏の同人サークル:Radical Dreamが製作を進めていた同人ゲームであり(C75ではそのお試し版ともいえるノベライズ形式の同人誌が発売されている)。当初は2009年に発売される予定であったが、その後正規のアダルトゲームとしてmille-feuilleから発売されることとなった(当時、竜胆氏がmille-feuilleの姉妹会社であるキルタイムコミュニケーションの出版物(二次元ドリームノベルズ等)でイラストの仕事を手掛けていたことも関係していたと思われる)。
また、ヒロインの1人であるリーゼの属する“イバラの姉妹”は竜胆氏の同人誌シリーズである『魔胎都市』にも登場する設定で、世界観の繫がりがあることが示唆されている(ただし、本作のキャラクターが『魔胎都市』に登場したことは今のところない)。
キルタイムコミュニケーションから漫画版も発売されており、作画は原作でもイラストを手がけた楠木りんが担当している。
ストーリー
法王庁特務機関の命により、調査任務で魔窟に赴いたシスターのリーゼ・ヘルデブランドと、そこで邂逅した退魔師の荒神光流。ソリの合わない二人だったが、ひょんなことから共闘することに。
しかしその行く先に、恥○と粘液にまみれ魔物たちにしゃぶり尽くされるという卑猥な宴が待ち構えていることをふたりはまだ知る由もなかった……。
キャラクター
リーゼ・ヘルデブランド
CV:片倉ひな
法王庁特務機関に所属する、悪魔祓いのエージェント “イバラの姉妹” の一人。
極めて意志が強く、性格は勝気で強気。 プライドが高く挑発的な言動が目立つ。
聖務には、使命感以上に優越感を抱いている。
その心根は優しいが、人付き合いは苦手で協調性は皆無。
親の形見でもある二振りの蛇腹剣・咎人の剣 を用い、抜群の戦闘センスで敵を圧倒する。
咎人の剣は悪魔を引き裂くだけでなく空間を歪め魂までも喰らい、12の刃にはそれぞれ人造天使が憑霊されており、各々特殊な力を秘めている。
荒神 光流(あらがみ みつる)
CV:ヒマリ
日本の退魔組織の中でも中枢に位置する退魔省の大家・荒神家の娘。
腹黒な部分ばかりが目に付くが、本当は少女らしい優しさを持っている。
しかし荒神家の使命を何よりも優先し、弱みを見せないよう己を殺している。
古よりまつろわぬ神々に仕え、絶大な力と恩恵を受けてきた巫女の家系であり、調伏した魔物を呪符に封印し、その力を操る術を持つ。
そのため魔を滅するだけでなく、可能ならばその力を手に入れようと企てている。
関連タグ
外部リンク
粘獄のリーゼ 公式サイト※18歳未満閲覧注意