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紅林拓真

くればやしたくま

紅林拓真とは『地獄少女』に登場する人物である(画像右側の少年)。
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概要編集

cv:藤村歩

地獄少女二籠14話から登場する小学生の少年。二期におけるキーパーソン。

人の怨みや業がテーマである本作においては珍しく、「人を怨むのは良くない」という強い信念を持つ心優しい少年。

しかし、地獄通信における怨みの連鎖に巻き込まれ、「悪魔の子」と迫害されるようになってしまう。


漫画版では、中学生に年齢があがっている。

作中での動向編集

父・栄一の仕事の都合により、母・令子と共に、新興住宅街であるラブリーヒルズに引っ越す。しかし、一家は日々酷い嫌がらせを受けていた。

この嫌がらせは、父を逆恨みする隣人・柿沼敏也によるもので、それにたまりかねて転居しようとした矢先、柿沼によりボウガンで母を殺されてしまう(この際に、拓真が凶器を見つけたことで、殺人の疑いをかけられることになる)

葬儀の場で柿沼が犯人であることを知った拓真は、父にそのことを話すも信じてもらえず、「地獄通信」にアクセス。ただ、この時は藁人形をあいに返す。


しかし、その直後、柿沼の家に父が真相を知るために、訪れ、そこで柿沼が犯人であることを知った父は、彼に撲殺されてしまう。

警察に事前に通報した上で柿沼の元に行った拓真も殺されそうになるが、直前で柿沼が彼を怨む別の女性により地獄に流されたため、拓真が父の殺害したという容疑をかけられ、逮捕されてしまう(なお、柿沼は地獄流しの制裁は受けたものの、反省はしておらず、後味の悪いものになった)。


父は一命を取り留めたが、意識不明になり、彼も釈放はされたものの、周囲からは「悪魔の子」と疎まれるようになった。


22話にて再登場。再びあい一行と関わるようになる。

相変わらず周囲から疎まれていた最中、ひょんなことから知り合った少女・水谷せりを自宅に招き、交流を深める。彼女の存在と言葉に心が救われるも、せりは拓真と別れた後、彼女が騙した男・蓮江の妻により、地獄に流されてしまう。


更に22話からは、地獄流しの濡れ衣まで着せられ、自分の罪を彼になすりつけようとする自警団に殺されかけてしまうが、刑事・飯合誠一とその妹であるに助けられた。

しかし、その直後に、誠一が自警団の一人に地獄へ流され、追い詰められた蛍は拓真を地獄へ流すことで全てを終わらせようと、「地獄通信」にアクセスし、あいと契約をする。

地獄へ流されるも、かつての自分の境遇と重なったあいにより、現世に戻された(その際掟に背いた彼女は、地獄少女を剥奪され現世に戻された)。

しかし、自分の後を追い入水自殺を図った蛍の姿を見たことで、遂に怒りが頂点に達し、自警団の一人・蓮江の家に放火しようとした。

その際に彼らに殺されかけたところ、あいが庇うことで救われ、彼女の消滅を目撃した。


その後は飯合刑事が残していた自警団の会話のテープにより、晴れて無実が証明された。自警団が姿を眩ましたその後、回復した父と共に昏睡状態にある蛍の回復を待つことになる。




キャラクター評編集

作中の依頼者の中でも、あいゆずきミチルに匹敵するほど不遇な境遇に置かれていたが(一歩遅ければ彼もあいやミチルと同じ大罪を犯すところだった)、それでも信念を持っていた芯の強い少年である。

また、あいが自警団の人間により暴行された際にも、彼女を心配し庇っており、人としての温かさも持ち合わせている。そんな彼だからこそ、あいは彼を何としてでも救いたかったのだろう。


関連タグ編集

地獄少女 地獄少女二籠 閻魔あい

柴田つぐみ御景ゆずき寒河江ミチル:地獄少女シリーズにおけるキーパーソン

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