概要
ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するアイドル島村卯月の、アニメ版における異名とも言うべき言葉である。なお、同第24話「Barefoot Girl」(素足の女の子)に対応して銘打たれたともいわれている。
経過
(アニメ版のネタバレを含みます)
アイドルに憧れ、アイドルになる事を目標に養成所でレッスンに明け暮れていた卯月。彼女の日常は、プロデューサーにシンデレラプロジェクトの一員として見出された事で一変する。
346プロ所属アイドルとなった卯月は、幾多の困難を乗り越えながらアイドルとして成長してゆく。
ところが美城常務による改革を発端として、シンデレラプロジェクトは元より346プロのアイドル全員の活動が目まぐるしく変化するが、卯月も所属するユニット「ニュージェネレーションズ」の他のメンバー、渋谷凛と本田未央の活動もそれぞれの色を濃くしてゆくことになる。彼女たちがそれぞれの道を見つけて魅力を思い思いに輝かせる中で卯月はといえば、誰にでも出来る「笑顔」しか自分には取り柄がないと自信を喪失してしまっていた上、それをひたすらに「頑張ります」「大丈夫です」を繰り返すことで蓋をしてしまっており(→ガンバリマスロボ)、取り柄である「笑顔」もその顔からは失われた状態であった。
しかし、凛と未央の前でその胸の内を吐露(→笑うなんて誰でもできるもん)した後、卯月はプロデューサーのサポートもあって何とかアイドルとして再び輝く決意を固め(→お姫様に憧れる。普通の女の子)、クリスマスライブのステージで卯月にしかできない「笑顔」を再び咲かせたのである(→取り戻した、この笑顔)。
卯月の笑顔を見たプロデューサーの「魔法」によって、346プロという「城」に誘われた卯月。シンデレラストーリーとも言えるその「魔法」は解け、ガラスの靴は失われてしまったが、卯月は自分の足で夢を掴むために歩み出す「素足のシンデレラ」として覚醒したのである。
評価
前述のストーリーはアニメ放映直後から大きな反響を呼んだ。特に第24話のクリスマスライブの場面は、ステージ上を卯月が笑顔で躍動するパフォーマンス、卯月が歌唱した曲が「S(mile)ING!」であったこと、プロデューサーが予てから掲げていた「Power of Smile」というスローガンも相俟って、「笑顔」を最大の武器とする卯月が作中で最も輝いていた瞬間であったと言う視聴者も多い。
Pixiv上に投稿されているイラストもこのライブシーンをモチーフにした作品が多く、卯月の笑顔が数多く画面上に並んでいる。
ちなみに関連イラストを見ればわかるようにこのライブステージには学校の制服で立っており、放送時には全国のプロデューサーから学校バレを心配する声も多数上がった。
また、パンチラを心配する声も(学校の文化祭などで制服でライブを行うと実際に発生する)
ちなみに制服での芸能活動自体は小早川紗枝がマッスルキャッスル回ですでに行っている。