概要
CV:西村ちなみ
登場は、東まゆみ作の漫画版「スターオーシャンセカンドストーリー」第16話・第17話。
および、アニメ「スターオーシャンEX」第12話。
なお、本編中では名前が明らかになることはない。(アニメ第12話EDスタッフロールで初めて「緑魔」の名前が登場する)
薬草メトークスの入手、そしてプリシスの捜索のためリンガの聖地に入ったクロード達の前に立ちはだかった植物娘の魔物である。作中ではクロード達を自身の養分とするべく襲い掛かってきた。
外見は緑色(アニメ版)の肌と髪を持つ裸の女性の上半身と、植物で構成された巨大な口が付いた球根のような下半身を持つ、いわゆるアルラウネの姿をしている。
ちなみに下半身の植物の方が本体である。マンドレイクあるいは森全体が魔石(ソーサリーグローブ)の力で変化した魔物とされている。
自身はリンガの聖地の中心部から動かないが、聖地の各所に自身の蔓を張り巡らせて養分吸収を行っている。また、張り巡らせた蔓を通じて聖地内に侵入した人物の情報(少なくとも外見および音声情報)を把握している。
クロード達の侵入を確認した緑魔は、両腕を上方に向けて伸ばした万歳のような状態で自身の手を蔓で縛ることで、植物に拘束された人間のように見せかけて油断させようとした。アニメ版ではさらに、プリシスに擬態(他者変身)していた。
詳細の展開は漫画版・アニメ版で若干異なるが、いずれも緑魔はクロード達に正体を見破られている。
- (漫画版)そもそも女性が一人で来る場所ではないうえ、周囲に比較的新しい人間の骨が転がっていたため、セリーヌが正体を看破した。
- (アニメ版)プリシスがいること自体は不自然では無いが、拘束されたプリシスが(クロードがいるにもかかわらず)アシュトンに助けを求めたため(アシュトン以外に)正体が露見した。
能力については、上記の擬態と以下の能力が使用可能である。
これらの能力および騙し討ちにより、緑魔はレナとセリーヌを洗脳し、クロードとアシュトンを追い込んだ。しかし、クロードの体術とウルルンの冷気によりレナとセリーヌの動きを封じられ、攻撃手段を失った緑魔はアシュトンの剣術にてとどめを刺された。