「俺は小説家になりたかった。
再び人を殺したらその資格が無くなると思った。
だから殺しを辞めた」
「人を救う側になれ…どちらも同じなら、
佳(よ)い人間になれ。弱者を救い孤児を守れ」
プロフィール
年齢 | 23歳 |
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身長 | 185cm |
体重 | 77kg |
好きな物 | 咖哩(カレー) |
嫌いな食べ物 | 肩の凝る食事会の食事 |
好きなタイプ | 機転の利く女性 |
自分が思う長所 | 特になし |
自分が思う短所 | 友人に比べて才能がないところ |
CV | 諏訪部順一 / 上村祐翔(少年期) |
舞台版 | 谷口賢志 |
モデル | 織田作之助 |
過去のプロフィール
探偵社設立秘話時のプロフィール
年齢 | 14歳 |
身長 | 165cm |
体重 | 不明 |
概要
ポート・マフィア最下級構成員。通称『織田作(おださく)』。
外見特徴は赤毛、黒地にストライプのシャツ、ベージュのコートを着ている。
安吾やかつてポートマフィアの構成員だった太宰とは位の垣根を超えた友人で、バー「Lupin」での飲み仲間である。
組織の何でも屋として不発弾処理や猫探し、構成員の諍いの仲介などして働いている。
太宰がマフィアの五大幹部だった頃、部下の
「太宰さんのご友人として釣り合うような身分の人間だとは思えません。」という発言に対し、
「織田作は怒らせないほうが善いよ。絶対にね。もし織田作が本気で怒ったなら、この部屋にいる五人全員、銃を抜く間もなく殺されるよ。」と、太宰をして言わしめた。
また芥川に対しても太宰は、「君なんか百年たっても織田作には敵わない」と発言。
少年時代福沢諭吉からも「かなりの手練」と評されている。
「本気の織田作は、どんなマフィアより恐ろしい。」
この言葉に相応しく、少年時代は少年暗殺者として暗躍し、麻袋を頭に被らされ、手を後ろで縛られた状態で銃弾を2発標的に命中させ死に至らしめている。
しかし、今は「何があっても人を殺さない」という信念を掲げている。
これは、ある時出会った本に因る。昔、下巻が見つからない本に夢中になり、上中巻を読んでた時、ある男が「最悪の本だ」という言葉と共に下巻をくれたのだ。織田は、その男性の言葉とは反対にとても面白いと気に入るが、本に登場する殺し屋が殺しをやめた大切な理由を語る描写が破り取られているのに気づく。織田は男からの「小説を書くということは人間を書くということだ」という助言を得て、その物語の結末を“自分で書くため”に、人間を真摯に知る必要があり、殺しをやめたのだ。
夢は、殺しをやめ、海の見える部屋で小説を書くこと。
咖喱が好き。
ある事件で命を落としてしまう。彼が残した言葉が太宰がポート・マフィアから決別するきっかけとなった。
「織田作……私はどうすればいい?………」
「人を救う側になれ…
どちらも同じなら、佳(い)い人間になれ。
弱者を救い孤児を守れ。
正義も悪もお前には大差無いだろうが……
その方が幾分か素敵だ……」
「何故、分かる?」
「分かるさ、誰よりも分かる。
俺は、お前の友達だからな……」
異能力
能力名 | 天衣無縫 |
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解説 | 5秒以上6秒未満の未来を予知する。 |
元ネタ | 織田作之助の短編小説『天衣無縫』 |
死角からの奇襲を未然に回避することが出来るが、未来に起こる危機を察知した時、すでに罠に嵌まっている場合は回避できないという欠点を持つ。
前述のある事件では同じ能力を持つとある人物との戦いでは異能特異点と言う稀な現象が起き、通常の未来予知では無く未来予知が重なって見えたり、互いの体感時間が大幅に引き伸ばされると言った不思議な現象が起きた。