概要
米澤穂信の小説『〈古典部〉シリーズ』の登場人物。
CV:阿部敦
神山高校2−F組の生徒で、ミステリー小説オタク。
誰に対しても尊大な態度で、嫌われがち。
『愚者のエンドロール』に登場、2年F組の自主制作映画が脚本担当の本郷真由が脚本に犯人を書くことなく病気療養に入り、作品そのものが未完成となった。
登場人物の一人に立候補していた羽場は、多数決で出演者から落とされ、中城順哉、沢木口美崎と、本郷の代わりに未完成の映画の続きを推理する探偵役になった。
羽場の推理は、推理ですらない中城、穴ばかりの沢木口とちがって、それなりの緻密さがあったが、それでも古典部の折木奉太郎、千反田える、福部里志、伊原摩耶花に矛盾を指摘されて却下、新たな脚本に採用されることはなかった。
『クドリャフカの順番』にも探偵の一人として登場、神山高校文化祭に出没する窃盗犯が現われそうなところに先回りするが、犯人に出し抜かれて敗北を喫する。