概要
投稿主が会社を車で通う道には奇妙な男がいた。男はいつもずっとこちらをみているのだ。その男は背中を見せないため「背無し」と呼ばれていた。
投稿主は背中を見ずにはいられなくなり、背無しの背中見ることを決行する。そして深夜背無しの背中をみるためゆっくりと車を進んでいた。そしてついに背無しの背中をみることに成功した。何の変哲も無い普通の背中であった。しかし投稿主には達成感があった。そして振り向こうとした瞬間、背無しがなんと助手席に鬼の形相で睨んでいた。驚いた投稿主は事故を起こした。幸いにもスピードの出しすぎで車を全損しただけであった。
そして今も背無しはそこに佇んでいた。しかし投稿主の方へは見ないでいた。そして投稿主は警察のある一言が忘れずにいた。
「今回は連れて行かれずに済んだか……」