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脳喰らい

のうくらい

「脳喰らい」とはフロム・ソフトウェアのゲーム「Bloodborne」に登場する敵キャラクターである。
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概要編集

ゲーム序盤からたびたび登場する怪物。

身体は痩せ細った人間に似ているが、口から無数の触手を伸ばし、頭部から軟体生物のごとき不気味な器官を生やしている。その異様な姿はヤーナム市街等で狩人が狩ってきた「獣」たちとは明らかに異なっている。


殆どの場合一体ずつ出てくるが、終盤の『聖堂街上層』では複数体の脳喰らいが同時に襲ってくる地点があり、多くの狩人が犠牲になった。たたでさえ真っ暗でBGMも不気味なステージにそんな難所があるので、多くのプレイヤーがトラウマを抱いたと思われる。


戦闘編集

戦闘時には狩人に抱きついて前述の器官を頭部に突き刺し、脳味噌を啜ってくる。しかも、この攻撃を食らうと大ダメージを受けるだけではなく啓蒙も吸われてしまう。おまけに抱きつき動作中はスーパーアーマー状態なので接近を阻止する事も困難である。


また、遠距離の相手に対しては神秘(魔法)の光弾を発射してくる。これを食らった狩人は数秒間拘束されて動けなくなり、その後の追撃(脳吸い)が回避不能になってしまう。光弾は頻繁に連射してくるので射程内では全く気が抜けない。光弾で拘束→脳を吸われる→ダウン復帰後に焦って回復を試みる→光弾で拘束……というコンボで死に追いやられる事も多い。

光弾を避けて接近戦に持ち込もうにも、床に向けて光弾を発射し周囲に大量の光弾を召喚する技で騙し討ちを仕掛けてくる事もある。


稀に両腕を振り回して引っかき攻撃を繰り出す事もある。こちらは啓蒙を吸われないものの、地味に高威力なので直撃すると即死もあり得る。


基本的にはモブエネミーだが、聖杯ダンジョンでは低階層のボスとして登場する。ボスとしては弱い部類に入るものの、HPが上がっているので油断していると脳と啓蒙を吸われかねない。刺突攻撃や炎、雷、対眷属属性が弱点で、これらを付与した武器を使えば大ダメージを与えられるほか、怯ませやすくなるので戦いやすい。障害物を利用して神秘を防ぐのも有効である。


考察編集

なお、この脳喰らいの正体についてゲーム中では語られていないが、頭部に手術痕があり、登場ステージが『医療教会の工房』や『ヨセフカ診療所』、『ビルゲンワース』、『聖堂街上層』などの医療教会関係施設ばかりなので、おそらく星界からの使者と同様に、医療教会(聖歌隊)の人体実験で人工的に眷属にされた被験者と考えられる


関連項目編集

Bloodborne

上位者(bloodborne)


タコ看守 - 似た特性を持つ敵キャラクター

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