概要
自滅するとわかっていることを、あえてしようとする馬鹿げた行為(※a)。物事を自滅に追い込むような行為(※b)。
なお、「自殺する行為」ではない。致死的行為も含めたさまざまな意味で「その後が無くなるような自滅的行為」を指す。要するに、概念として「自殺」よりは「自滅」が近く、自殺は自滅に含まれる。そういった意味で、自滅の一種である「(社会的)自爆」も自殺行為に含まれる。
pixivでは
pixivでは、本当の自殺と混同されており、「自殺する行為の事前や事後」を描いているようなイラストにも「自殺行為」のタグが付けられている。むしろ、この種のタグ付け、つまり「自殺」だけでタグ付けしておいたほうが良い作品が、多数派になってしまっている。
「手の込んだ自殺」でタグ付けされている行為も含む。
関連イラスト
pixivでタグ付けされていない作品も含む。現在(2023年10月時点)は[3-2]えら~「八話ほんとバカ素材」のみ該当。
[1]社会的自殺行為
人間関係や社会の一員としての立場を自ら台無しにするという意味での自殺行為。社会的“自滅”、社会的“自爆”。どぎつい悪ふざけの「ウェーイ」もやめといたほうが身のため。
[2]現実世界でもありそうな、命に関わる自殺行為
ダーウィン賞に輝くようなあり得ない行動に走る人がいる現実世界で、あっても可笑しくない、命に関わる自殺行為。
左から順に、1. イカロスの後継者は後を絶たない。イラストは、飛べないくせに飛ぼうとするにわとりさん(※I)。2. ムツゴロウさん(畑正憲さん)的な「よーしよしよしよし」 3. ガス漏れを疑うべき異臭に気付いていながらその部屋でタバコを吸おうとライターに火を点けて自爆した人、最近いたよね(※II)。冷却スプレーをさんざん使った直後、ライターに火を点けたとかエンジンを始動したとかで自爆したっていうのもあったなあ(※III,IV)。イラストは、ガソリンを焼却炉の燃料として使ってしまうおバカさん。4. 穴に入れたくなる気持ちは分かるが、それあかんやつや!
[3]創作世界でありそうな、命に関わる自殺行為
現実世界では考えられないが、創作世界ならあっても可笑しくない、命に関わる自殺行為。
左から順に、1. 真夏のバケーションを満喫する雪だるまさんは融解不可避(メイン画像にも使用)。無茶しやがって…。2. 美樹さやか「あたしって、ほんとバカ」のイメージレスポンス用素材。この素材の時点で広義の「自殺行為」にもぴったり当て嵌まる。3. デスノートにうっかりサインをしてしまった美樹さやかちゃん「あたしって、ほんとバカ」 4. 巴マミさん、人食い魔女とポッキーゲームをしてしまう。5. ポケモントレーナーのミヅキちゃん、わらわらと集まってくるキテルグマを無謀にもゲット(捕獲)しようとしてしまう。
脚注
※a 「自殺行為」 コトバンク > 小学館『デジタル大辞泉』
※b 「自殺行為」 コトバンク > 小学館『四字熟語を知る辞典』
※ "suicide" 『英辞郎』
※ 「自殺的行為」『英辞郎』
※I 品種にもよるが、実際のニワトリは少しだけ飛べるので、崖から飛び降りてもそれだけでは死なない。
※II 「<新橋・ガス爆発>「タバコを吸おうとライターに火を付けたらドカンと爆発」「ボーボー燃え映画の世界のような」現場は馬主クラブ関係者が集まる極上の社交場「店内でガスは使っていなかった」」『集英社オンライン』、2023年7月4日。
※III 「密閉された車内で冷却スプレーを使った後エンジンかけたらこうなった「うわぁ」「うっかりやりそうで怖い」」 Togetter、2018年7月20日。
※IV 「冷却スプレー後、トラック運転席で爆発「たばこに火を」」『朝日新聞デジタル』、2020年8月19日。