あらすじ(1話)
時は八代将軍・徳川吉宗の治世。
平民の出ながら剣の道にまい進する青年・弥三郎は、偶然助けた美貌の女剣士・冴島凛と出会い、江戸城内にはびこるご禁制の媚薬を追い始める。
捜査の過程で徐々に惹かれていく弥三郎と凛だが、官能小説の常として度々濡れ場とえっちな危機に陥るのだった。
主な登場人物
◆冴島凛
ヒロイン。
表の顔は剣術道場の師範にして、その正体は幕府の密命を帯びた隠れお庭番という
裏の顔を持つ美貌の女剣客。
剣術の腕は男を圧倒する強さだが、痺れ薬や媚薬などの卑怯な手段で度々えっちな危機に陥ってしまう。
それでも最後は勝利する不屈の精神力と気高き意志を持つ。
◆弥三郎
平民の出ながら剣術修行で下総から江戸に出てきた青年。
礼節を重んじ、純情で誠実な性格。剣の腕は凛には及ばないが中々。
しかし据え膳には抗えず度々濡れ場に巻き込まれる、官能小説主人公だからしょうがない。
痺れ薬を盛られて高熱を出し意識を失っていた凛を(えっちな方法で)助けて以降、凛に惹かれて潜入調査の手伝いをするようになる。