概要
花と、雪と、ドラムンベース。は、セガのアーケード向け音楽ゲーム『maimai』シリーズのオリジナル楽曲。
アーティスト表記は「kanone feat.せんざい」。ともにネットシーンで活動する作曲家kanoneと歌手Sennzaiによる楽曲である。
2018年11月6日に『maimai MiLK PLUS』のチャレンジトラックとして初登場。条件を満たすことで最終トラックで選曲可能となるが、曲中でミスをすると減るLIFEが0になると強制終了するという、上級者向けモード限定の楽曲だった。
同年11月20日より無条件解禁され、通常ルールでプレイできるようになっている。
どのような楽曲なのかは、……まず言葉で説明するよりも、実際に公式MVを視聴して頂きたい。
公式MV
特徴
演歌もしくは歌謡曲のようなノスタルジックなイントロと歌い出しで始まるが、Aメロの歌い終わりから雲行きが怪しくなり、一転して打ち込みのドラム・シンセ・ベースとサンプリングボイスがこれでもかと暴れまわるドラムステップへと変化してプレイヤーの度肝を抜く楽曲である。
またプレイ中の背景には専用MVが流れる。最初は曲調に合ったカラオケ機調の映像で、歌詞もカラオケのように表示される。しかしこちらも徐々に様子がおかしくなり、暴れ出す曲に合わせてグリッチ&サイケデリックな映像へと変化し、さらには普通の人間には到底歌唱できないサンプリングボイスまでもきっちりと歌詞表示されるという、あまりにもカオスな世界観へとプレイヤーを叩き落とす内容となっている。
ムービー担当はトールミツハシ。
ちなみにムービーの中で出てくる写真の中の男性は、セガ好きなら誰もが知る“日本一歌のうまいサラリーマン”こと光吉猛修。
楽曲ジャケットやムービーでメインに映る女性は、同作の広報を務めていた初代maimaiちゃん。
カラオケ映像のようなMVが特徴の楽曲だが、2020年9月24日より開始した第一興商のカラオケ機『LIVE DAM Ai』とmaimaiシリーズのコラボにより、同月29日に本当にカラオケに収録されてしまった。
他作品への移植
- 2022年12月8日、同社音ゲー『CHUNITHM』へ収録。
- 2023年2月9日、同社音ゲー『オンゲキ』へ収録。
- 同年2月度のマンスリーミッションでの解禁楽曲。同年4月1日より通常配信。
- 2023年2月24日、PeroPeroGames社の音ゲー『Muse Dash』へDLC「maimaiでらっくすコラボ」パック内の一曲として収録。
- 同パックの販売期間は2026年1月31日まで。DLC「計画通り」の購入でもプレイ可。
- Muse Dash内でのジャケットは、同じ構図のマリヤのイラストになっている。
- 音ゲーアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』において2024年10月より開催されているコラボイベントにて、萬容(CV:山村響)によるカバーが収録されることが決定している。